ワクチン御礼に駐日台湾代表処や全台連などが熱海市にマスク4万枚を寄贈

ワクチン御礼に駐日台湾代表処や全台連などが熱海市にマスク4万枚を寄贈

 日本から台湾へのワクチンの無償提供は、これまで6月4日に124万回分、7月8日に113万回分、そし7月15日に第3弾となるワクチン97万4,680回分が届けられました。3回で計約335万回分、矢継ぎ早といってもいい素早い提供でした。

 これに対し、6月13日付の産経新聞に7面は金融機関の聯邦関連企業、大手紙の自由時報、総合不動産企業の瓏山林関連企業、9面は台湾傳統基金會と台湾櫻花返郷會の企画による126社の企業や団体により、全面を使って日本から無償提供したワクチン124万回分への感謝公告が掲載されました。

 また、7月22日には本会と2015年12月に姉妹団体を提携している台日文化経済協会(杜恒誼会長)が企画し、88社の賛同を得、産経新聞第4面に感謝の全面意見広告を掲載し、7月26日には、東京駅と大阪駅の構内に、台湾の有志1,046名による「謝謝日本」大型ポスターが掲示されるなど、台湾からはさまざまな形で感謝の思いが日本に伝えられています。

 本誌でも紹介しましたが、本会理事でもある滋賀県の大津市内で産婦人科を開く台湾出身の大田一博(おおた・かずひろ)氏が、台湾の医師でつくる団体や地元の新聞社などに感謝を示そうと呼びかけたところ、台湾のマスクメーカーから医療用マスク40万枚が提供されたこともありました。

 さらに8月22日には、台北駐日経済文化代表処、全日本台湾連合会、台湾七医学大学歯科同窓会の3団体が伊豆山の土石流災害で被災した熱海市の齋藤栄市長を訪問し、不織布マスク4万枚を寄贈したそうです。

 台北駐日経済文化代表処からは蔡明耀・副代表、全日本台湾連合会からは趙中正・会長(本会常務理事)と長峰俊次・事務局長、台湾七医学大学歯科同窓会からは廣内世英・日本代表が出席したとのことです。地元紙の「熱海経済新聞」が写真4枚とともに報じていますので、下記に紹介します。

—————————————————————————————–熱海市に台湾からマスク4万枚寄贈 「一日も早い災害からの復興を」【熱海経済新聞:2021年8月23日】https://atami.keizai.biz/headline/260/

 「台北駐日経済文化代表処」など3団体が8月22日、伊豆山の土石流災害で被災した熱海市に不織布マスク4万枚を寄贈した。

 台湾の駐日大使館に相当する「台北駐日経済文化代表処」の蔡明耀副代表、「全日本台湾連合会」の趙中正代表、長峰俊次事務局長、「台湾七医学大学歯科同窓会」の廣内世英日本代表らが熱海市役所を訪れ、齊藤栄熱海市長にマスクを手渡した。

 今回のマスクの寄贈は、熱海駅前の「渡辺耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック」(熱海市田原本町)の渡辺修一院長と長峰事務局長が東海大学医学部の同窓生という縁で実現した。台湾は日本から新型コロナウイルスワクチンの供与を受けている。「ワクチンの恩返しができればと、土石流の被害に遭った熱海市に寄付したいと考えた」と長峰事務局長。

 蔡副代表は、70年前の7歳の時に初めて熱海に家族旅行して以降、幾度も熱海を訪れているエピソードを語り、「楽しい思い出があり個人的になじみの深い熱海の災害には心が痛かった。私たちは『日台共栄』をモットーにしている。日本は母国、台湾は祖国。できるだけ早く災害から回復してほしい」と話した。

 趙代表は「台湾は日本からのワクチンの提供で助かった。これからも友情が強くなっていくと信じている。一日も早く復興してほしい」と期待を込めた。

 齊藤市長は「日本と台湾は固い友情で結ばれている。土石流から7週間、まだ行方不明者もいて被災者の支援もしている厳しい中で、台湾の皆さまからの支援はありがたい。マスクは元気の出るデザイン。熱海だけでなく日本全体としてもうれしいこと」と応じた。

 マスクは富士山や日の丸のほか、台湾のマスコットキャラクター「台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)」があしらわれ、「ありがとう日本」「FRIENDS FOREVER」と記されている。マスクは市で支援物資として保管し、今後、被災者支援などに使われる。

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