台湾・台北近郊に日本の神社の大鳥居があるって本当? 【レレレの台湾】

【台湾大好き!メルマガ「レレレの台湾」創刊2号:2017年9月18日】http://archives.mag2.com/0001680807/

 こんにちは、メルマガ発行人の小籠包(しょう・ろんぽう)です。

 台湾メルマガ創刊2号をお届けいたします。約2年半の間、台湾・台北市に住み、体験したアレコレや実際に口にしたグルメの数々、台湾で子育てしたこと、親切な台湾の人々との心温まるエピソードなど、これを読めば台湾に行きたくなる、最終的に住みたくなるメルマガを目指しています。どうぞ宜しくお願いします!

 読者も70人を突破し、ますます充実した内容でお届けいたします。

 今回も観光ガイドには決して載らないおもしろスポット、台湾で妊娠した妻と台湾人による心温まるエピソード、お役立ち情報など、内容満載でお届けいたします。お楽しみに!(小)

—————————————————————————————–■観光客には教えたくない、台湾の隠れスポット 第二回 旧汐止神社(忠順廟)—————————————————————————————–

 前回は、MRT板南線の永春駅近くにあるローカル市場「永春市場」をご紹介しましたが、今回は台北近郊の見てビックリなインスタ映えする隠れスポットをご紹介いたします!

 台北市内に住んでいたある日のこと。基隆行きの電車の車窓からボーッと外を眺めていたら、線路沿いに建つ、真っ赤な日本の大鳥居が見えたような気がしました。

 まさか、台湾に日本の神社があるわけないじゃないか!などと思いつつ、夢か現実か幻か確かめたくて、近くの駅で下車して見に行ってみることにしました。

 台湾鐵道(台鉄)の汐止駅から歩いて数分、大同路という広い通りを台北市内方面へ(南港駅方面へ)向かう途中、消防署の建物の隣にその真っ赤な大鳥居はありました。

 そう、ここは日本の統治時代に建てられた「汐止神社」という元神社の鳥居だったのです。

 台湾の街中に、こーんな大きな鳥居がそのまま残されているなんて……。

 私はあまりのことにビックリして、道路の反対側からしばらくその鳥居を眺めて、ボー然と立ち尽くしてしまいました。どれだけ驚いたかは、実物を見ればわかります。

↓(参考)Google Mapsストリートビューhttps://www.google.co.jp/maps/@25.0674113,121.6594404,3a,75y,341.09h,98.81t/data=!3m6!1e1!3m4!1sE4dxsGryENvnRNKk_WdVpQ!2e0!7i13312!8i6656

 ネットで調べて見ると、どうやらここは昭和10年(1935)に建てられた汐止神社という神社で、当時の灯籠(皇紀二千六百年記念の刻印あり)や狛犬も残されているのです。

 昭和12年に祭神として天照大神、大己貴命、倉稲魂命、明治天皇、北白川宮能久親王が祀られました。

 当時の拝殿・本殿の跡には、現在「汐止忠順廟」という道教の「廟(びょう)」が建っています。

 しかし、日本統治時代の神社跡がここまで残っていることに感動すら覚えました。

 これを見た当時、ちょっとホームシックになりました。なんせ日本人ですからね。

↓こちらの方が書かれたブログがとても詳しいですhttp://kichiboshi.seesaa.net/s/article/443478865.html

 しかし、南国の植物の間から顔を出す真っ赤な大鳥居。これだけで画になりますよねー。台湾旅行を予定している方は、ぜひ「旧汐止神社」の鳥居の写真を見せてみて、お友達やご家族を驚かせてみてくださいね。インスタ映えすること間違いなしです。

インスタグラム「汐止忠順廟」の検索結果はこちら!https://www.instagram.com/explore/locations/281945529/

忠順廟(旧汐止神社)台湾 新北市汐止區公園路10號台鉄「汐止駅」から徒歩5〜6分、大鳥居は大同路沿いにあるhttp://zhongshun.tw/01_01.html

—————————————————————————————–■台湾de子育て体験記 第三回 台湾で妊婦と電車に。優しさがスゴイよ—————————————————————————————–

 (前号からの続きです)妻が妊娠して食べられる物が限られてしまい、油の多い台湾では一苦労。

 そんな台湾生活でも唯一の救いだったのは、台湾の人々が妊婦に対して超優しいことでした。

 電車に乗ろうものなら、すぐに妊婦だと気付いて「ここ座んなよ」「いや、こっち座んなさい」と、乗客たちの席譲り合戦がはじまるのです。それだけではありません、すでに座っている人に向かって、「ほら、ここに妊婦がいるんだから、あんた立ちなさい!」と席を空けさせることはもう日常茶飯事。

 中には、わざわざ隣の車両からやってきて「こっちにの車両に座れる席があるわよ!」と、強引に腕を引っ張って座らせる人までいたのです。台湾人の方々は、妊婦と子供と老人に対して、もう「超」がつくほど優しいのでありました。

 そんな人々の支えもあって、夫婦崩壊の危機を乗り越え、無事に出産予定日2カ月前に日本へ帰国。

 生まれ故郷で里帰り出産する妻をなんとか送り届けることができました。ふぅ。

 その2ヶ月後、元気な男のを出産した妻は、予定よりも3ヶ月も早く台湾へ帰ってくることに。

 ここから超大変な台湾育児ライフが始まるとは、まだ誰も想像していなかったのです(石坂浩二の声で)。

(怒涛の台湾育児ライフは次号へつづく)

—————————————————————————————–■お役立ち台湾情報ピックアップ!—————————————————————————————–

 台湾旅行が好きという方なら一度は食べたことがある、鉄路便當こと「駅弁」。大きな鶏のモモ焼きや、排骨(骨つき豚バラ)などがデデーンと載った弁当は、なんだか懐かしさと温かみに溢れていますよね。ああ、たまに食べたくなるこの味。

 なんと、このお弁当を東京で食べることができるスポットがあるというのです。それがこちら。

● 台湾で超人気の御弁当です。台湾の駅弁が食べられる錦糸町「劉の店」 http://www.mag2.com/p/news/260924

 なんと、東京・錦糸町駅のすぐそばに、台湾の駅弁が食べられるお店があるんですね! まだ台湾で食べたことがない方、あの懐かしい味が恋しくなった方はぜひどうぞ。台湾で食べる前にその良さを知っておいてから本場の味をいただくのも一興ですよ!!

劉の店 東京都墨田区江東橋3-12-5 マスカットビル 1FTel: 03-5600-2118https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13022682/

—————————————————————————————–■編集後記—————————————————————————————–

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 このメルマガでは、台湾子育て生活のエピソードや、観光お役立ち情報、現地の台湾人、日本人による最新情報もお届けしたいと思っています。

 もちろんグルメに関しても、マニアックな店から有名店まで、有益な情報をお知らせします!

 そして、このメルマガは今号から毎月8の付く日に発行することになりました。つまり、8日、18日、28日に発行ってことです。月に3回はお送りしたいと思います。

 え、なぜ8が付く日かって? それは台湾では8の数字がラッキナンバーだからです。

 その理由などのご紹介は、またの機会に。読者の皆様のご多幸を心からお祈りいたします。

 それでは、次号もお楽しみに!! 再見!!(小)


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 で、お振り込みは確認後にお願いします。【2016年12月8日】

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・片倉佳史先生講演録「今こそ考えたい、日本と台湾の絆」(2013年12月23日)
・渡部昇一先生講演録「集団的自衛権の確立と台湾」(2013年3月24日)
・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
・許世楷駐日代表ご夫妻送別会(2008年6月1日)
・2007年 李登輝前総統来日特集「奥の細道」探訪の旅(2007年5月30日〜6月10日)
・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
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