【「クローズアップ現代」に異議あり】日中関係について
好田良弘
1月17日配信分で、「好戦的な中国軍首脳よる家系断絶の危機」と題して、私見を
紹介していただきました。
その文末で、「我が国として、あらゆる意味で、守りを固めることが必要」と書きま
したが、ここで言う「あらゆる意味」とは、単に防衛力の増強だけではなく、心構え
など、内面的な守りの必要性にも言及したつもりでした。その直後、公明党の山口代
表が、首相親書を携えての訪中を前に、「容易に解決できないとすれば、将来の知恵
に任せることは一つの賢明な判断だ」と発言したことは、まだまだ、我が国として、
守りが不十分であることが証明されたように思います。
また、昨夜放送されたNHKの「クローズアップ現代」では、日中両国で、関係改善
を模索する、個人の活動を紹介していました。
私としても、日中間でも個人の友好関係は存在すると考えますが、それが、国家間の
友好関係に昇華するとの捉え方には賛同できません。
特に、中国内で自局の電波が突然遮断されるなど、現に活動を阻害されている放送局
が、何故これほど楽天的なのか、とても不思議です。