【祝】秋の叙勲で台湾から謝長廷氏ら3氏が受章 台湾の叙勲受章者は91人に

日本政府は11月3日付で、令和7年秋の叙勲受章者を発表しました。

受章者は3,963人でした。

別枠の外国人叙勲はエジプトの元外相のサーメハ・ハッサン・シュクリ・セリーム氏など55ヵ国・地域の104人(女性は33人)でした。

台湾からの受章者は、旭日大綬章の謝長廷氏(前台北駐日経済文化代表処代表)、旭日中綬章の李詩欽氏(元台湾区電機電子工業公会理事長)、旭日小綬章の黄崑虎氏(台湾之友会全国総会長)の3人でした。

ちなみに、2005年春に再開された台湾人叙勲で、蔡茂豊氏(台湾日本語教育学会元理事長、元東呉大学外国語学院院長)が旭日中綬章を受章して以来、台湾からの叙勲受章者は91人となります。

また、謝長廷氏の旭日大綬章の授章は、2015年春の許水徳氏(元亜東関係協会会長、台湾日本研究学会理事長)、2017年秋の頼浩敏氏(日本奨学金留学生聯誼会名誉理事長、元萬国法律事務所所長)、2021年秋の王金平氏(台日交流聯誼会名誉会長)に続く4人目となります。

本年秋の旭日大綬章の授章は、日本人が蒲島郁夫氏(前熊本県知事)など6人、外国人はエジプトの元外相のサーメハ・ハッサン・シュクリ・セリーム氏など8人の14人でした。

これまでのご功労に深く感謝申し上げるとともに心からお祝い申し上げ、下記に日本台湾交流協会が発表した「令和7年秋の外国人叙勲における台湾の受章者」をご紹介します。


令和7年秋の外国人叙勲における台湾の受章者【日本台湾交流協会:2025年11月3日】https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=4641&dispmid=5287

11月3日、日本政府は令和7年秋の外国人叙勲受章者を発表しました。

その中で、下記のとおり、台湾から3名の方が日台間の友好関係の増進に顕著な功績があったとして受章されました。

日本台湾交流協会としても日台関係の発展のために長年にわたり献身的な御尽力をされてこられた受章者の御貢献に衷心の敬意と謝意を表します。

勲  章:旭日大綬章氏  名:謝 長廷主要経歴:前 台北駐日経済文化代表処代表功績概要:日本・台湾間の友好親善及び相互理解の促進に寄与謝長廷氏は、平成28年〜令和6年8月まで台北駐日経済文化代表処代表を務め、日台間の経済関係の強化、文化交流の促進、地方交流並びに民間友好関係の増進に寄与しました。

また、在任中には日本又は台湾において自然災害や大事故が発生した際に相互が支援しあうことを指す「善の循環」の促進・強化に尽力しており、日台間の相互理解や友好関係の深化に貢献しました。

勲  章:旭日中綬章氏  名:李 詩欽主要経歴:元 台湾区電機電子工業公会理事長功績概要:経済分野における日本・台湾間の関係強化に寄与李詩欽氏は令和元年〜令和7年6月まで台湾区電機電子工業公会理事長を務め、経済分野における日本・台湾間の関係強化に寄与しました。

コロナ禍においても、オンラインを通じた大規模な国際展示会や商談会等を実施し、日台間の経済交流の継続的支援を行いました。

コロナ収束後は、台湾メーカーや同会幹部を率いて複数回に渡り訪日し、日本企業や関係団体との連携強化に貢献しました。

勲  章:旭日小綬章氏  名:黄 崑虎主要経歴:台湾之友会全国総会長功績概要:日本・台湾間の友好親善及び相互理解の促進に寄与台湾之友会全国総会長として長年にわたり、台湾における桜の植樹活動に取り組み、また、災害時には日本の被災地へ支援物資を寄付する等、多くの日台相互支援活動を実施し、日台社会における人物交流、友好促進に寄与されました。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。