日本と台湾の間では自治体や学校、鉄道だけではなく、銀行、議会、湖、山、神社と廟、温泉、動物園、博物館、水族館、弁護士会、教育委員会、ゴルフ場、自転車道、マラソン、空港、郵便局同士などの提携もしている。
8月19日、青森県むつ市にある星美幼稚園と白百合保育園は台湾高雄市にある鳥松幼稚園など4つの幼稚園と「幼児教育姉妹園協定」を結んだそうだ。
これは、昨年12月に青森県とむつ市が高雄市と「国際交流促進覚書」を締結したことで、去る8月17日から19日にかけ、高雄市の羅達生・副市長が高雄市行政国際処や教育局、観光局の代表者らとともに青森県を訪れ、宮下宗一郎・知事やむつ市の齋藤友彦・副市長を表敬訪問。
その際に「姉妹園協定」を結んだという。
「国際交流促進覚書」では、農水産品、観光、教育などの分野で協力を進めることになっていたので、教育分野において「姉妹園協定」を結んだようだ。
それにしても、これまで日台双方が幼稚園や保育園を訪問することはあっても「姉妹園」を結んだとは寡聞にして知らない。
恐らく、日台間では初めてのことなのではないかと思われる。
心から祝意を表し、下記にRAB青森放送の記事を紹介したい。
むつ市の星美幼稚園、白百合保育園と台湾高雄市にある4つの幼稚園が姉妹園の協定【RAB青森放送:2025年8月20日】https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/society/ra9dce252c885d4a969ff7f6906d4011b5
むつ市の星美幼稚園、白百合保育園と台湾高雄市にある4つの幼稚園が姉妹園の協定を結びました。
締結式では星美幼稚園の運営法人の内田大輔理事長と台湾の鳥松幼稚園の鄭淑蓮園長が代表で協定書に署名しました。
姉妹園の協定により今後オンラインでの子どもたちの交流や教員たちが互いの国を訪問する現地視察などをする予定です。
むつ市は去年12月に高雄市と国際交流の覚書を結んでいます。
。
※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。