_研修ツアーM 3日目 「台南から台北へ」_
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 八田與一技師墓前に一同
献花。悩みながらダム湖を
見る姿は生前のポーズ。
 かつては、この銅像も隠す
時代があったが、今では毎
年供養が営まれる。
 人々から愛された証であろ
う。初日、慈湖でみた、蒋介
石の銅像群とは対照的であ
る。
 戦後日本の台湾に対する
冷たい対応を八田與一技師
は、いかに思うのだろうか。
 銅像の遠い目線は、現在
の日本の姿を見て悩んでい
るようだ。

昼食会、それにしても食べ続けた。
烏山頭ダムを後に帰路、新幹線の時間まで少しあること
から近くに火と水が吹き出る「水火同泉」という場所へ出
向いた。 庭の池ほどの大きさだが、観光的には大きい
ようだ。確かに水と火が噴出している。元々、ガスが噴出
しているところへ引火して燃え続けているのであろう。
信仰の対象になっているようである。          

現地でこの炎のように熱い人が登場。日本の大学で教鞭を持
っていた経験があるそうで、我々を見て彼のほうから話しかけて
きてくれた。 このような親日の人がいるからこそ日台共栄であ
る。
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