複数の豪紙報道によると、豪総理及び内閣事務室と国防省、外務省は6月30日で会計年度が終了するのに伴い、各部署が支出してきたシンクタンク「China
Matters」に対する補助金を凍結することを決定した。司法省も後に続くとみられる。同シンクタンクが近年オーストラリアの利益を損ねる多くの行為を行ってきたのが凍結の理由。同シンクタンク共同創設者兼CEOのリンダ・ジャコブソンは外国勢力の浸透を阻止する「外国影響力透明法」の立法に公開の場で反対を示したほか、2018年には中国との「一帯一路」投資計画の覚書署名を推進するよう多くの豪国会議員に要求し、多くの豪議員を中国訪問に招待して中国政府系シンクタンク「中国とグローバル化センター」との会談に参加させた。報道によると、China
Mattersの運営経費のうち47%が豪政府からの補助金で、補助金は過去5年間で186万豪ドル(注釈:約1億3600万円)に達していた。残りの経費は中国と大規模な取引を行う英豪合弁の鉱業資源会社「リオ・ティント」と主に中国人観光客を対象とした「星際娯楽集団(Star
Entertainment Group)
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=c3nfW3/F/eyMWsl2fShQiTMNu7IcL08LkuVeJxQW8wTRhX6i/pOCNI5qjVXnRVCv
から出資されている。
また、豪テレビドラマにも出演経験のある豪国籍のKarm
Gillespieは2013年、広州の白雲国際空港から出国しようとした際、荷物に7.5キロのメタンフェタミンを所有していたとして逮捕され、今年2020年6月13日に死刑判決を下された問題について、Karm
Gillespieの友人で企業家のRoger James Hamilton氏は、Karm
Gillespieが7年前に忽然と姿を消したため、みな不可解に思っていたこと、友人たちはみな罠に嵌められたのではないかと思っていると述べた。
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