【民進党】蘇貞昌氏と謝長廷氏、次期主席選挙への不出馬を表明

【民進党】蘇貞昌氏と謝長廷氏、次期主席選挙への不出馬を表明

中央社フォ ーカス台湾2014/4/15 より

(台北 14日 中央社)野党・民進党の蘇貞昌主席は14日、会員制交流サイト上で5月
25日に予定されている同党の次期主席選挙に出馬しない考えを表明した。また、謝長廷元主席も立候補しない方針を明らかにした。 民進党の主席選挙の出馬受け付
けが14日から始まった。大方の予想では、現職の蘇貞昌主席、蔡英文前主席、謝長廷元主席の三つ巴の戦いになると見られていたが、きょうになって蘇、謝両氏が立候補しないことがわかった。

蘇主席は「台湾と国民、党のため、2014年11月の統一地方選挙に勝利し、民進党政権奪還のための基礎を作らなければならない」としながらも、多くの人が期待しているのは台湾の価値と人々の権利を守り、私心なく団結した民進党だが、今の我々はいまだそれらの要求に達していないとの認識を述べた。

また、今は学生運動が大きな広がりを見せ、第4原発の建設問題を決着させなければならない大切な時期であり、年末に予定されている統一地方選挙での勝利に向けて、党内部の分裂や、足並みの乱れは許されないとして、前主席や元主席が立候補の意向を示していることを理由に、今回の主席選挙には立候補しないと書き込んだ。

その後、謝氏も交流サイトを更新し、立候補をしないことを表明。“太陽花(ひまわり)学生運動”で学生らがさらなる民主化の“種火”を我々に渡してくれているとし、我々の政党がもし国民の声に耳を傾けず、改革に真摯に取り組まなければ、彼らに申し訳が立たないと語った。

一方の蔡氏は、民進党は深く反省し、政党としての役割について改めて考え直さなければならないと党体制の改善の必要性を強調。台湾が大きな試練を迎えている時に、団結・協力することが民進党員の共通の責任だとして、主席選挙への決心を改めて表明し、世代交代した民進党や市民とともに努力しながら国を徹底的に変えていきたいとアピールした。 2014/4/15 民進党・蘇貞昌氏と謝長廷氏、次期主席選挙への不出馬を表明/台湾 | 政治

中央社フォ ーカス台湾
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201404140001.aspx# 2/2


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