【台湾統一地方選】与党が苦戦

【台湾統一地方選】与党が苦戦

日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

           柚原正敬 日本李登輝友の会事務局長

    

 12月25日に桃園県と桃園市が合併し、行政院の直轄市(人口125万人以上)となる桃園市を含
め、台湾には北から順に、新北市、台北市、桃園市、台中市、台南市、高雄市の6つの直轄市があ
る。

 1週間後に迫った統一地方選挙で、与党の中国国民党が優勢と伝えられるのは、新北市と桃園市
の2つ、民進党など野党が優勢なのは台北市、台中市、台南市、高雄市の4つ。毎日新聞が「政界の
勢力図を塗り替える可能性もある」として、台北市と台中市の選挙状況を伝えているのでご紹介し
たい。

 ところで、一昨日の本誌で中国国民党のホームページから最終世論調査の結果をご紹介した。と
ころが、本誌読者の指摘により、台北市の調査結果がまったく逆だったことが判明した。

 どこが間違っていたかというと、「蘋果日報」による台北市の調査結果だ。中国国民党のホーム
ページでは「連勝文(国民党):40.1%、柯文哲(無所属):28.6%」となっていて、中国国民党
候補者の支持率が高くなっていた。ところが、読者の方に送っていただいた「蘋果日報」11月18日
付の記事を見ると、まったく逆で、無所属候補が優勢だった。

 中国国民党系だといわれる「TVBS」と「聯合報」の調査結果はいずれも中国国民党候補が劣勢
だったので、いぶかしく思いながらも「蘋果日報」の記事を確認せず、そのまま紹介してしまっ
た。お詫びして訂正したい。

 読者の方から送っていただいた「蘋果日報」の記事を見ると、「柯文哲以41.1%支持率,領先國
民黨連勝文的28.6%」となっている。中国国民党のホームページでは「40.1%」。つまり、この数
字も違っていた。併せて訂正したい。

◆【大選】北市封關民調 柯41%連28%[蘋果日報:2014年11月18日]
 http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/politics/20141118/508227/

 本誌を2004年2月4日に創刊して以来、中国国民党のホームページの記事を紹介したのは実は初め
てのことだった。こういうミスは、単なるケアレスミスとは思えない。何とか自党候補者を有利に
見せたいという心情が働いたのかもしれない。今後、本誌で中国国民党のホームページから記事を
紹介することは控えたい。


投稿日

カテゴリー:

投稿者: