阿里山で中国人観光団が台湾人観光客を殴打
台湾の声ニュース 2013.9.18
14日、台湾・東森ニュースが「阿里山でトラブル 中国
ツアー団が、台湾人観光客を殴打」というニュースを報
じた。
阿里山は中国人ツアーの観光ポイントとなっている。中
国人ツアーが、公共の場所で騒がしくしたり、タンを吐
くなどし、台湾人観光客の顰蹙をかっている。
陳姓の男性台湾人観光客が、中国人ツアーに対し、静か
にするように求めたところ、ツアーの中国人代表が「ど
こが悪いんだ。台湾は中国のものだ」と逆ギレし、2名
のツアー客と一緒になって石で陳氏を殴打したため、陳
氏は全身傷だらけになった。
陳氏は台北に戻ってから警察に被害届けを出したが、そ
のツアー団は14日に台湾を離れるため、法的制裁を下す
のは難しい。
中国からの観光団に対して、台湾人ガイドおよびツアー
の中国側代表者は現地のルールを告知すべきであるが、
それをせず、注意されて逆に手を出すというこの状況は
これからも繰り返されるであろう。
中国人と台湾人のレベルの違い、そして、中国人がコン
プレックスの裏返しで台湾人を馬鹿にしていることが良
くわかる報道である。