2018年4月10日 台湾の声編集部
蔡英文総統は、テレビのインタビューに対し、現在、代理が務めている総統府秘書長に陳菊・高雄市長を充てることを11日に発表する予定であると語った。
これについて、陳菊氏は23日に就任すると語っている。
蔡総統は、「ずっと前から陳菊氏とこのことについて話していたが、高雄市長の職をいつ離れられるかが問題だった」と語った。高雄市長の任期は年末までで、連任制限の規定により、陳菊氏は次の高雄市長選挙に立候補できない。
3月7日に、陳其邁(ちん・きまい)氏が民進党の高雄市長公認候補に決まったことで、高雄市における統一地方選挙(九合一選挙。11月24日実施)の体制が調ったことから、陳菊氏が高雄を離れることに同意したものと見られる。
総統府秘書長は、2月の内閣改造で呉釗燮(ご・しょうしょう)氏が外交部長に転じたため、現在、劉建忻(りゅう・けんきん)氏が代理として務めている。結果からすれば、陳菊氏を迎え入れるために「代理」を務めさせていたようだ。
蔡英文政権は頼清徳、陳菊両氏の入閣により、党内最有力派閥「新潮流」との同盟を固め、統一地方選挙に取り組む体制を完成させた。
—
台湾の声
バックナンバー
http://ritouki-aichi.com/category/vot
登録/解除
http://taiwannokoe.com/register.html
Facebook
https://www.facebook.com/taiwannokoe
Twitter
https://twitter.com/taiwannokoe
※この記事はメルマガ「台湾の声」のバックナンバーです。
講読ご希望の方は下からお願いします。