【NHK】「台湾入り中国地図」を訂正

【NHK】「台湾入り中国地図」を訂正
【NHK】「台湾入り中国地図」を訂正

ブログ「台湾は日本の生命線」より。
ブログでは問題地図(訂正前と訂正後)の写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2220.html

2013/10/10/Thu

■全国から抗議と訂正要求

NHKが十月六日に放送したNHKスペシャル「中国激動/空前の農民大移動」が画面に映した地図において、台湾が中国に含まれていた。

地図は東亜地図だった。その上に番組の舞台となる中国が赤色で塗られ、周辺国は灰色なのだが、台湾にだけはその赤色が及んでいたのである。

言うまでもなくこれは誤報であるばかりか、中国が台湾侵略という国家目標を正当化するために行う「台湾は中国の不可分の一部分」という虚構宣伝を受け容れ、それを国民に押し付けるという許し難い背信行為だ。

これを受け、全国の国民がNHKに抗議と訂正の要求を行った。そして九日深夜の再放送で、NHKはどう応じるかに注目が集まった。

■読み上げられたNHKの見解

そうした中で私は、NHKがメールで抗議を行った者に、同局の見解を伝える回答を発信しているとも聞いた。しかし私の抗議メールには何の回答もなかったため、再放送が行われる数時間前、視聴者センター(ふれあいセンター)に電話で見解を質したところ、応対に出た者は用意されていた見解説明の文書を読み上げた。

その前文は次のようなものだった。

―――NHKとしては原則一つの中国を尊重するという日本政府の見解を踏襲しています。

――― 一つの中国とはどんな形態か、当事者同士の解決を待つという立場です。そのため地図の表記については大陸と台湾を別の色で表記しないことを原則としています。

―――ご指摘のような歪曲報道には当たらないと考えておりますが、誤解を招かないよう、再放送の際の表記の仕方について検討しているところです。ご指摘ありがとうございました。

■批判を封じたい一心で嘘の上塗りを

嘘の上塗りとはこのことだ。NHKは番組批判を封じたい一心で、このような嘘でさらに国民を騙そうとしているのだ。

たとえば「NHKとしては原則一つの中国を尊重するという日本政府の見解を踏襲」しているというが、これは一九七二年の日中共同声明で、中国政府が「台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明」したのに対し、日本政府が「この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重」すると表明したのを指すものだが、それはあくまでも中国政府の「立場」がどのようなものかを「理解」し、「尊重」して反論はしないといった意味に過ぎず、それはまた同時に「日本政府は台湾が中国領土であるとは承認しない」という表明にも等しかったのだ。

しかしそれでありながらNHKは、こうした政府見解を曲解し、地図において台湾を中国の領土と描いたのである。

■踏襲するのは政府見解でなく中国の宣伝

つまりNHKが「踏襲」するのは日本政府の見解などではなく、あくまでも中国の立場、宣伝なのである。

「一つの中国とはどんな形態か当事者同士の解決を待つという立場」だとも言うが、これも同様の詭弁だ。

なぜかといえば、「一つの中国がどんな形態か」について「当事者同士(台湾と中国を指す)の解決を待つ」としながら、現に「解決」などを待つことなく、中国が主張する「形態」どおりの「一つの中国」地図を作って放映しているからだ。

私に対し、「ご指摘のような歪曲報道には当たらない」と読み上げる視聴者センターに対し、私は「歪曲報道と批判しているのではない。捏造報道だと言っているのだ」と伝えると、相手は縮み上がっていた。「そのとおりだ」と思って狼狽したのだ。

■「訂正」せざるを得なくなった中国の傀儡

私が最も着目したのは「誤解を招かないよう、再放送の際の表記の仕方について検討しているところ」というくだりだ。

つまり「訂正」を行うというわけだ。なんだかんだ言ってもNHKは地図の不当性を認め、何らかの手を打たなければ不利だと判断したのである。

しかし「訂正」するとしても、それは抗議封じのための措置に違いない。中国の傀儡として(あのような地図を放映すること自体が傀儡である証だ)「台湾は中国の一部分ではない」と表明することは考えられないからである。

そこでどのような措置をとるのかを見ることにした。

そして再放送が始まった。それを見ていて、私は思わず吹き出してしまった。

■NHKを追い詰めた国民の勝利

たしかに「訂正」はされていた。台湾から赤色が抜かれているからだ。しかし驚くなかれ、中国からも色が外されている。つまりは灰色一色の東亜地図になっていたのだ。

これなら台湾が中国に含まれているとは言えず、国民の非難を免れることができる。しかしそれと同時に台湾と中国とを切り離したことにもならず、中国にも顔向けが立つことだろう。

実はこれは、数年前に外務省のHPがとった手法とまったく同じなのだ。中国の顔色をうかがうのに必死となる勢力特有の「悪知恵」といえそうだ。

「一つの中国」を「踏襲」していると自ら言い放っているNHK。あくまでも中国に忠誠を尽くす構えだ。それにしても、恥を知らない事大主義者ならではの姑息な手段としかいいようがない。

しかしいずれにせよ、あの傲慢なNHKを追い詰め、有害地図を無害化させたのは、国民抗議の勝利と言っていい。

国民の「真実」を訴える真心が、NHKの「虚偽」の報道を見事に打ち破ったのだ。大勢の国民が声を挙げなければ何も変わらず、国民に対する中国のプロパガンダ之垂れ流しは防げなかった。

今後もNHKの中国の対日宣伝工作への加担行為を糾弾し、悔い改めさせて行こう。

東洋平和のためにである。

【追記】なお、多くの台湾の国民もNHKに対して抗議を行った模様だ。日本国民の一人として、あの国の人々には今回大変申し訳ないことをしたと思っている。私は視聴者センターに対し、「親日である台湾人の多くは、NHKに権威を感じ、多大な信頼を寄せている。そうした信頼を裏切り、中国の走狗となって台湾の尊厳を踏み躙っていいのかと、NHKスペシャルの担当者に伝えろ」と告げた。

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