【読者便り】田中秀雄訳『中国の戦争宣伝の内幕』

【読者便り】田中秀雄訳『中国の戦争宣伝の内幕』
【読者便り】田中秀雄訳『中国の戦争宣伝の内幕』

                田中秀雄
台湾の声の読者の皆様へ

私の新刊書が出ました。
1938年にアメリカで出た本の翻訳です。
この本の価値が今でもあるのは、南京大虐殺も含めて、中国の宣伝が今では大手
を振って日本国内をのし歩いているからです。
多くの人に教えてください。

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%AE%A3%E4%BC%9D%E3%81%AE%E5%86%85%E5%B9%95%E2%80%95%E6%97%A5%E4%B8%AD%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%8
3%88-%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%BA/dp/4829504676/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1259458737&sr=1-3

私がチャンネル桜に出てこの本のことを喋った映像と宮崎正弘さんの書評を添付
します。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8928886

   「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)11月29日(日曜日)
         通巻2790号  (日曜版)
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
△△△△

(本号はニュース解説はありません)
************************************
****
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜
●◎ブックレビュー◎●BOOK REVIEW◎●書評◎●ブックレビュー◎

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜

 満州で日本がおこなった行為は「サンタクロース」だ
  近代史解釈は蒋介石の悪質な情報操作で日本の評価が逆転している

  ♪
F・V・ウィリアムズ著、田中秀雄訳『中国の戦争宣伝の内幕』(芙蓉書房出版

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 この本の原題は『Behind the news in China』で、1938年に出版され、翌
年には日本でも翻訳がでた。1938年といえば、昭和13年。対米戦争はまだ
開始されていない。
 反日の気運が燃え上がり、前年には通州事件が起こっている。
 中国は混沌の極みにあり、日本は満州国を建国したが欧米列強と鋭く対立し、
やがてABCD包囲網が完成する。アメリカでは中国の悪辣な反日宣伝を懐疑し
、日本の宣伝下手がアメリカの誤解をうんでいる事態を憂いたジャーナリストが
いた。
 ところで当時の本書の翻訳は「伏せ字」が目立った。
理由はドイツに関しての記述で、当時の三国同盟の絡みがあり、ドイツ重視外交
。だからドイツが中国で反日の企みをもつグループと接触していたりしたの情報
は「伏せ字」にされた。訳者の田中氏はタウンゼントの『暗黒大陸中国』を発見
され、翻訳されたことでも知られる近代史研究家。

 まず著者のフレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズはどういう経歴なのか

 いまから130年前、1890年に米国で生まれ、外人部隊に所属。その後、世界
を旅行し、ジャーナリストの道に進む。サンフランシスコの新聞記者としてチャ
イナタウンの抗争事件を取材して有名を馳せたらしい。日支事変が起こる前から
極東を取材旅行し、共産主義の脅威を目の当たりに目撃、プロパガンダによって
日本が悪者に
されている危険性に注目した。
 著者は近未来の日米関係の悪化を懸念し、ラルフ・タウンゼントらとともに警
告を発したが、真珠湾攻撃後、当局より逮捕された。
アメリカは真実を語るジャーナリストが邪魔だったのだ。
米国にも当時、真実を知る人たちが多少はいた。議会でもただひとり日米開戦に
反対した女性議員がいた。そうした人たちの活躍は妨害され、訴えた書物は消え
、米国は日本への憎悪を掻き立てる。
 戦後釈放されたウィリアムズは復興が緒に就いたばかりの日本にやってきて、
わざわざ長崎を訪れ、1956年にThe Martyrs of Nagasaki(長崎の殉教者)という
本も上梓している。
  
 本書でウィリアムズは、1938年の状況をつぎのように書いた。
「極東の危機についてアメリカで書かれたすべてのものはほぼ一方の側に偏して
いた。一方の側だけから物語られている。あらゆる問題に二つの側があるはずで
ある。もし一方の側だけから話を聞くならば、諸君は公平に状況を判断できない
。我々アメリカ人は両方の側から話を聞くのがよろしい。この本を読む多くの人
は、最初は日
本側に味方をしていると思うだろう。しかしどれほど多くの本や新聞記事が中国
贔屓で反日であるだろうか。しかもそういうものを「これは中国の味方をしてい
る」とは言わないのだ。我々は日本に関するものよりも、中国に関して見聞きす
るものを疑いなく認識する傾向がある。実際問題として、この国には中国のプロ
パガンダが氾
濫している。そして日本を弁護するものをほとんど見ないのである」。

いまも昔の日本人の自己表現力は乏しい。とくにこの時代は「武士は食わねど高
楊枝」、「武士に二言はない」、「饒舌はおなごの特技、沈黙は金」という価値
観が尊ばれた。逆宣伝はなされるままであった。言い訳をしないのが日本男児の
美学だった。
その特性につけ込んで蒋介石は共産主義のスパイとも組んで悪質は反日デマゴギ
ーをまき散らした。
ウィリアムズは満州にも足を伸ばし、いやはや逆宣伝とは裏腹に日本が満州に対
して「サンタクロース」のように善意と善政を施している事実を目撃している。
ウィリアムズは続ける。
「アメリカは大きな決断の岐路に立っている。東洋のことに関する限り、今まで
通りに盲目的にまっすぐ進んでいくこともできる。しかしまた、「騙されていた
・・・・」と事実に目覚めて、太平洋の彼方の大きな帝国との貿易と商業に大き
な利益を掴む契機を見出すか、それを他の国に取られてしまうかということなの
である」。
 当時も今も中国が展開している謀略宣伝工作は、日本をそそのかして米国と対
決に向かわせる嘘放送を繰り返すことだった。ところが日本は政治宣伝ならびに
謀略に無知でありつづけ、『情報戦』にはまったく無防備だった。

[RelationPost]
タグ: , , , , , , , , , ,