【読者便り】NHKの歴史誤認
佐藤千枝
台湾の声様
3/13BS2で放送した【日めくりタイムトラベル 昭和46年】で
中国国連加盟のシーンがあったのですが、その説明で
「台湾に拠点を置く 中華民国追放を阻止しようとする、日米などの決議案を秘訣。
その後、アルバニア等が提出した 中華民国を追放し中華人民共和国の加盟を求める決議案が
可決したのです。今結果に常任理事国だった中華民国は国連を脱退しました。」
「アメリカと足並みを揃え、台湾の中華民国を支持してきた日本にとって、大きな痛手となりました。」
国連は昭和24年に中華民国は滅亡し中華人民共和国が承継したと解釈していますから
アルバニア決議案は「蒋介石を代表とする政治団体を国連から追放し中華人民共和国を加盟させて常任理事国とする」だったのではありませんか?
だから、中国の席には未だに中華民国の名前があるのでは?中華民国は追放されてません。
最初に【台湾に拠点を置く中華民国】とまあまあ正確な表現の後、【台湾の中華民国】とまるで、台湾=中華民国というイメージを植え付け、
あたかも「中国の中の勢力争いの末、中華人民共和国に軍配が上がった」と聞こえました。