200名が出席して愛知県支部が設立、支部長には重冨亮氏が就任!

金美齢氏が「日台共栄からアジアの安定へ」と題して記念講演

 6月3日(土)、本会11番目の支部として愛知県支部が設立されました。設立総会は名古
屋市内のマナハウスにて開かれ約200名が出席し、中には鳥取や大阪などからも駆けつけた
方もいました。本部からは柚原正敬事務局長と冨澤賢公事務局員が出席しました。
 総会は司会の服部守孝氏が開会を宣し、国歌斉唱後、事務局長の唐沢康弘氏によりこれ
までの経過報告と支部役員が発表されました。
 最高顧問に塚本三郎氏(元民社党委員長・本会理事)、顧問に前田雄吉氏(衆院議員)、
相談役に桜井治幸氏(名古屋市議会議員)と藤沢忠将氏(名古屋市議会議員)、支部長に
重冨亮氏(医療法人香流会理事長、本会理事)、副支部長に森藤左エ衛門氏(森藤技研工
業社長)、事務局長に唐沢康弘(イー・プラス社長)などが就任されました。
 塚本、前田、桜井、藤沢の各氏の挨拶に続き重冨支部長が「父が岸信介元総理の一の子
分を自認していたことで台湾に縁が深く、愛知県日華交流協会を設立した。その二代目を
継承したが、すでに日華ではなく日台の時代になっている。台湾が好きという気持ちを忘
れずに日台交流に尽力したい」と挨拶。
 引き続き、柚原事務局長が、内田勝久・前交流協会台北事務所長の新刊『大丈夫か、日
台関係』の中で、内田氏が台湾大使を退任後、本会に入会したことや本会が「文化交流を
主とした新しい日台関係の構築」をめざしている団体であり、その全国的発展を願ってい
ると書かれていることを紹介しつつ、桜寄贈、学術交流、台湾李登輝学校研修団、姉妹都
市交流などを手がける本会の活動を紹介しました。また、最近の高砂義勇隊慰霊碑撤去事
件や民進党の「抗日記念日」制定方針など、台湾の動きがおかしいことも紹介し、支部と
しても対応を検討してもらいたいと述べました。
 しばしの休憩後、いよいよ金美齢先生の講演。会場は補助イスを出すほどの盛況で、金
先生は最近行ったシンポや講演会、朝生出演の内容を紹介しつつ、「日本の学者は相手の
立場に立って客観的に話そうとするが、断固主張すべきところは主張しないのが最大の問
題点」と指摘すると、会場から拍手が起こりました。また、小泉首相が靖国参拝において
中国に譲歩しないことを高く評価する一方で、経済同友会の姿勢について、国外で商売す
るときには母国の力が大事なのに、経済同友会の姿勢は「売国奴」と非難すると、会場か
らは盛んに拍手が巻き起こりました。最後に、「日本はアジアのリーダー。日台の共栄が
まさにアジアの安定につながる」と熱気あふれる1時間の講演を結ばれると一際おおきな拍
手が起こりました。
 懇親会には約80名が参加、初めて会う会員同士で台湾の話に花が咲き、盛会裡に終了し
ました。この活況を梃子に、愛知県は中部日本の要ですので今後の活動がおおいに期待さ
れます。                               (編集部)

■愛知県支部
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 お詫びして訂正申し上げます。