月刊「Will」8月号が李登輝前総統の2つの講演抄録を掲載

日本人はもっともっと台湾という国を大切にしなければ罰が当る[花田紀凱]

 6月26日発売の月刊「Will」8月号が、李登輝前総統の来日時に行われた講演の抄録と、
招聘者であるアジア・オープン・フォーラムの世話人代表で訪日行程に同行した中嶋嶺
雄・国際教養大学学長の同行記を掲載している。

 6月7日のホテルオークラ東京における講演会には編集長の花田紀凱氏も来場していて
少しだけ立ち話をしたが、公式ホームページで、8月号を紹介する中で「素晴らしい講演
でした。日本人はもっともっと台湾という国を大切にしなければ罰が当る、改めてそう
思いました」と記している。その全文をご紹介したい。

 なお、この8月号では「この無法な国、中国」を総力特集し、金美齢氏が「中国人にモ
ラルなどありません」、本会理事の宮崎正弘氏が「著作権なんて知らないよ」と題して
執筆している。                            (編集部)


 二度にわたって李登輝さんの講演を聞き、深い感銘を受けました。

 八十四歳という高齢ながら矍鑠(かくしゃく)たるもので、一時間半立ちっ放し。

 大きな声で、日本と日本人に対する熱い想いが迸るような素晴らしい講演でした。超
満員の会場からも大拍手。

 日本人はもっともっと台湾という国を大切にしなければ罰が当る、改めてそう思いま
した。

 読者の皆さんに、少しでも李登輝さんの想いを感じていただきたいと、講演を抄録し
ました。

 靖国に祀られた兄上と、兄上の死を信じないまま先年、九十八歳で亡くなった父上の
話をしている時、李登輝さんの目に涙が滲んでいました。

                         月刊「Will」編集長 花田紀凱

■李登輝講演録
 2007年とその後の世界情勢
 日本の教育と台湾

■中嶋嶺雄
 李登輝訪日同行記
 靖国参拝で流した涙



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