6月17日、標記フォ―ラムが京都で開催された。
日本の大学生と台湾の留学生が20数名参加していた。青年が発表するのは「台湾経済・
政治と台日関係」「台湾社会と台日関係」という主テーマで、各自が準備してきたものを
発表するのである。
全体として感じたことは、日本の青年も台湾の留学生もまじめに日台問題を考えている
ことである。ともすれば「最近の青年は」云々という言葉を、我々の年代は口にする。し
かし、朝9時半より18時までの長時間テーブルにすわり議論を戦わせている青年の姿に接
し日台の将来は決して悲観するものでないと思った。
当日の参加者で日本の学生は、今まで台湾に関心を持っていなかった。学校教育でも台
湾に触れた授業は皆無であった。と話している。しかし、いろんな分野から台湾問題にア
プローチするなかで、日本にとって大切な国という理解が深まってきたと多くの参加した
学生は述べている。
確かにいろんな切り口から台湾問題に入ってもいい。それで終わることはないからであ
る。
今フォーラムで知り合った日本の學生と台湾人留学生は、一度きりの交流でなく今後も
可能な限り続けようとの意見が多く出され、10月に再開することが確認された。
日台の青年の交流は、集団対集団・個人対個人・それらを含めた多様な形態での交流が
存在する。それらが総合して日台の青年交流が形成され存在する。大事なことは継続する
ということである。
小生も可能な限りお手伝いできればと思いつつ、会場を後にした。
平成18年6月19日
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