鳥インフルエンザの流行状況について[交流協会台北事務所]

【2月4日 交流協会台北事務所】
http://www.koryu.or.jp/taipei/ez3_contents.nsf/Top

*本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情
 報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではあ
 りません。
*本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止した
 り、退避を命令するものでもありません。
*海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた
 情報収集や安全対策に努めてください。

〜感染地域に渡航・滞在を予定されている方は、家禽類や野鳥類への接触は避けてください。〜

1.最近の流行状況

 2003年11月以来、東南アジア、中央アジア、欧州などの広い地域において高病原性鳥イ
ンフルエンザ(H5N1型)が発生しています。現在も引き続き、世界各地でトリからトリへ
の感染やトリからヒトへの感染が確認されていますので、御注意ください。最近の感染状
況は以下のとおりです。

(1)ヒトへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
 2008年12月26日以降、世界保健機関(WHO)は、2008年12月にインドネシア(バンテン
 州、西ジャワ州)において2人が感染(うち2人死亡)、2008年12月及び2009年1月に中
 国(北京、山東省、山西省、湖南省、新疆ウイグル自治区、貴州省、広西チワン族自治
 区)において8人が感染(うち5人が死亡)、2009年1月にベトナム(タインホア省)に
 おいて1人が感染、エジプト(モノフィーヤ県及び10月6日県)において2人が感染した
 ことが確認された旨発表しました。

 2003年以降でヒトへの感染が確認されている国は、以下のとおりです。
 (2009年2月2日現在:出典 WHO)

インドネシア   感染者数 141人(うち、115人死亡)
ベトナム     感染者数 107人(うち、 52人死亡)
エジプト     感染者数  53人(うち、 23人死亡)
中国       感染者数  38人(うち、 25人死亡)
タイ       感染者数  25人(うち、 17人死亡)
トルコ      感染者数  12人(うち、 4人死亡)
カンボジア    感染者数  8人(うち、 7人死亡)
アゼルバイジャン 感染者数  8人(うち、 5人死亡)
イラク      感染者数  3人(うち、 2人死亡)
パキスタン    感染者数  3人(うち、 1人死亡)
ラオス      感染者数  2人(うち、 2人死亡)
ナイジェリア   感染者数  1人(うち、 1人死亡)
バングラデシュ  感染者数  1人(うち、 0人死亡)
ミャンマー    感染者数  1人(うち、 0人死亡)
ジブチ      感染者数  1人(うち、 0人死亡)

計15か国     感染者数 404人(うち、 254人死亡)

(2)トリへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
 国際獣疫事務局(OIE)によると、2008年12月26日以降、インド(西ベンガル州、シ
 ッキム州)、バングラデシュ(ガジプール県、ナトーレ県、クリグラム県、ダッカ県、
 チッタゴン県)、ベトナム(タイグエン省、タインホア省)、ネパール(ジャパ郡)に
 おいて、トリへのH5N1型鳥インフルエンザの感染が確認されています。ネパールに
 おける発生が確認されたのは今回が初めてであり、トリへのH5N1型鳥インフルエン
 ザの発生国・地域は62カ国・地域となりました。
 現在までに、H5N1型鳥インフルエンザの発生が確認されている国・地域(62か国・
 地域)は以下のとおりです。

ア ジ ア(16):インド、インドネシア、カンボジア、タイ、韓国、中国、香港、日本、ネ
       パール、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、ミャンマ
       ー、モンゴル、ラオス
欧  州(26):アゼルバイジャン、アルバニア、イタリア、ウクライナ、英国、オースト
       リア、カザフスタン、ギリシャ、グルジア、クロアチア、スイス、スウェ
       ーデン、スペイン、スロベニア、スロバキア、セルビア、チェコ、デンマ
       ーク、ドイツ、ハンガリー、フランス、 ブルガリア、ポーランド、ボス
       ニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、ロシア
中  東( 9):アフガニスタン、イスラエル、パレスチナ、イラク、イラン、クウェート、
       サウジアラビア、トルコ、ヨルダン
アフリカ(11):エジプト、ガーナ、カメルーン、コートジボワール、ジブチ、スーダン、
       トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン

2.感染地域でトリに接触した日本人が、発熱や咳症状を発症して帰国した事例(結果的
 にはH5N1型ウイルスに感染していなかった。)も確認されていますので、鳥インフ
 ルエンザの発生国・地域では不用意にトリに近寄ったり触れたりせず、衛生管理にも十
 分注意してください。
  また、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には、検疫所の健康相談室にお申し出く
 ださい。帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に
 渡航していた旨をお知らせください。
  その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型イン
 フルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html

3.各国・地域におけるヒトへの感染状況等の詳細については、以下を始めとする各在外
 公館のホームページを御参照ください。

在インドネシア日本国大使館:
http://www.id.emb-japan.go.jp/osh_bflu_idjky.html
在ベトナム日本国大使館:
http://www.vn.emb-japan.go.jp/html/jmedical_tori_influ.html
在エジプト日本国大使館:
http://www.eg.emb-japan.go.jp/j/consulate/birdflu/index.htm
在中国日本国大使館:
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu_top_j.htm

(問い合わせ先)

○外務省領事局政策課(海外医療情報)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
 http://www.forth.go.jp/
○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)
 http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html
○Avian influenza(世界保健機関(WHO))
 http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/
○国際獣疫事務局(OIE)
 http://www.oie.int/eng/en_index.htm


●日本李登輝友の会へのご入会−入会申し込みフォームをお使いください
 本会へのご入会申し込みフォームを設けています。これでお手軽にご入会申し込みがで
 きます。「入会案内」はホームページをご覧ください。

 ■ご入会申し込み http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

●秘蔵映像でつづるDVD「李登輝前総統来日特集」

1)日本李登輝友の会編「DVD李登輝前総統来日特集−『奥の細道』探訪の旅」
  2007年5月30日〜6月9日

 平成19年(2007年)5月30日、李登輝前総統は曽文惠夫人らを伴われて3年ぶりの来日を
 果たされた。6月9日のご帰国まで多くの日本人に歓迎されつつ、念願だった芭蕉の「奥
 の細道」をたどり、後藤新平賞授賞式や秋田の国際教養大学、ホテルオークラ東京でも
 講演、6月7日には実兄の岩里武則命(台湾名:李登欽)が祀られる靖国神社に初めて参
 拝。この主な場面を、日本李登輝友の会の会員や関係者などが撮影したオリジナル映像
 をもとに編纂。【30分】

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2)日本李登輝友の会編「DVD李登輝前総統来日特集−思索と感謝の旅」
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 平成16年(2004年)12月27日、李登輝前総統は曽文惠夫人や令孫の李坤儀さんらと3年
 半ぶりに来日された。翌年1月2日に帰国されるまでの名古屋、金沢、京都、関西国際空
 港に至る「思索と感謝の旅」に密着。名古屋空港での歓迎、清水寺参拝、故司馬旅太郎
 氏の墓参、京大時代の恩師柏祐賢先生邸の訪問、関西国際空港でのお見送りなど、日本
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