(すずき・えいけい)知事に代ってから積極的に台湾と交流する姿勢を打ち出しているこ
とをお伝えした。
鈴木知事は来年の「日台観光サミット」が三重県で開催される見通しを明らかにし、歴
代三重県知事として初めて訪台、7月6日に花蓮県で開かれる「日台観光サミット」に参加
する意向を表明していたが、5日、訪台中の鈴木知事は台湾と産業連携覚書(MOU)を締
結することで基本合意したという。中日新聞は「日本の地方自治体とMOUを締結すれ
ば、初のケースになる」とも伝えている。下記に紹介したい。
三重県が、鈴木知事や日台友好三重県議会議員連盟を原動力として、来年の20年に一度
というご遷宮の記念すべき年に開く「日台観光サミット」の成功と、三重県と新北市(三
重区)の交流がますます深まって姉妹都市にまで発展することを期待したい。
◆三重県が台湾に熱いまなざし[2012/6/17] http://melma.com/backnumber_100557_5586704/
知事、台湾と産業連携覚書
【中日新聞:2012年7月6日】
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120706/CK2012070602000016.html
【台北=迫田勝敏】訪台中の鈴木英敬知事は5日、台湾経済部(経済産業省に相当)傘下
の「台日産業連携推進事務室」(周能伝・執行長)と、産業連携覚書(MOU)を締結す
ることで基本合意した。MOUは県内の企業と台湾企業との連携・協力の促進を目指して
おり、同事務室が日本の地方自治体とMOUを締結すれば、初のケースになる。
三重県知事として初めて台湾を訪問している鈴木知事はこの日、経済部の梁国新次官と
会談。梁次官は台湾が2016年までに500件の日台企業協力を実現させる計画を明らかにし、
知事に連携を求めた。経済部は今年3月に日台産業協力を進めるため、同事務室を設置。既
に福井、富山両県などの県知事が訪台し、連携の道を探っている。
梁次官との会談後、鈴木知事は同行の県内企業関係者らと同事務室を訪れ、連携の制度
や方法について説明を受け、双方がMOUを締結することで一致した。県は、MOU締結
によって包括的な連携の基盤を築き、その上で個別企業の協力を促進する方針だ。鈴木知
事は今後、細部を詰めて早急に締結することを目指している。