消防庁が本日午前5時45分に発表した「平成30年7月豪雨による被害状況及び消防機関等の対応状況について(第15報)」によりますと、死亡者は122人、行方不明者は22人となっています。
NHKの本日午前2時24分のニュースでは、これまでに全国で124人が死亡し、6人が心肺停止の状態になっているほか、63人の安否が不明となっていると報じています。
改めて、亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に深甚のお見舞いを申し上げます。ともかくこれまでに例のないような豪雨による大災害で、まだまだ被害は拡大しそうな模様です。安倍総理が11日から予定していた欧州・中東訪問の中止を決定したのも当然のことかと思います。
台湾政府は災害支援のため2000万円を拠出することを決め、呉釗燮・外交部長が日本台湾交流協会を通じて日本政府にお見舞いを発出したとのことです。
◆消防庁「平成30年7月豪雨による被害状況及び消防機関等の対応状況について(第15報)」 http://www.fdma.go.jp/bn/fc58c6a78cae3345149f1d08bba9383cb4abb7a3.pdf
————————————————————————————-西日本豪雨 台湾が支援意向 2000万円寄付へ【中央通信社:2018年7月9日】
(台北 9日 中央社)記録的な豪雨で西日本各地に大きな被害が出ているのを受け、総統府は9日、日本を支援する意向を示した。黄重諺報道官は、台湾はすでに各方面の準備ができているとし、日本側が必要な支援を喜んで行うと述べた。外交部は同日、政府は災害支援のため2000万円の寄付を決めたと発表した。
西日本の豪雨被害に関し、これまでに蔡英文総統や頼清徳行政院長(首相)がツイッターにお見舞いと早期復旧を祈るメッセージを投稿。呉ショウ燮外交部長(外相)は日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会を通じて、日本政府にお見舞いを表明した。(ショウ=金へんにりっとう)
(呂欣ケイ、顧セン/編集:名切千絵)