【8月17日 Radio Taiwan International】
中央通信社が16日深夜に報じたところによると、総統府の幹部職員は3ヶ月間、空席と
なっている総統府秘書長に、葉菊蘭・元行政院副院長が就任すると明らかにした。また、
司法院長には、公務員懲戒委員会の楊仁寿・委員長が就任するという。
葉菊蘭・女史が就任した場合、中華民国史上初の女性総統府秘書長が誕生する。葉菊
蘭・女史はこれまでにも初の直轄市女性市長(高雄代理市長)、初の女性行政院副院長」と、台湾の政界における女性として呂秀蓮・副総統に次ぐ実績を持つ。
葉菊蘭・女史は1949年生まれの58歳。立法委員、交通部長、行政院客家委員会主任委
員、高雄市代理市長、行政院副院長などを歴任。来年の次期総統選に向けて与党・民進
党の副総統候補として有力視されたが、最終的には総統候補の謝長廷氏、副総統候補の
蘇貞昌氏のコンビの選挙対策本部総幹事を引き受けた。