修団」(略称:李登輝学校研修団)には48名が参加(団長:本会理事で尾道学園理事長の加藤晴彦
氏、副団長:千葉県支部副支部長の藤崎富也氏)。
今回の講師陣は本当に豪華で、その世界の第一線で活躍されてきた叙勲者ばかり。二度とない講
師陣かもしれません。
予定していた奇美実業創業者の許文龍先生が体調を崩されて出講できなくなったこと以外はすべ
て順調に運び、盛会裡に終えることができました。
李登輝元総統はじめ李登輝基金会のスタッフの方々、講師をつとめていただいた方々に深く御礼
申し上げます。
本会ホームページで研修団終了の簡単な報告を掲載していますので下記にご紹介します。
第23回・日本李登輝学校台湾研修団は無事に終了
【本会ホームページ「お知らせ」:2015年5月19日】 http://www.ritouki.jp/
5月15日(金)から行われてきた第23回・日本李登輝学校台湾研修団は、本日昼、無事に5日間の
日程を終了しました。
今回は研修テーマを「叙勲と台湾」と題し、お招きした講師は下記の通り、全て叙勲された台湾
の方々でした。
■「民間信仰に魅せられた私の人生」
劉枝萬先生(元中央研究院民族学研究所研究員、2015年春叙勲)
■「台湾の歴史」
許文龍先生(奇美実業創業者、奇美博物館創設者、2013年秋叙勲)※体調不良により中止
■「人生を捧げた日本語教育」
陳伯陶先生(淡江大学日本語学部名誉教授、2014年秋叙勲)
■「台湾自主性の追求と日本」
林明徳先生(中央研究院近代史研究所兼任研究員、元台湾師範大学歴史学科主任教授、2013年秋
叙勲)
■「台湾大学日本語学科創設の歴史と私の人生」
何瑞藤先生(台湾大学日本語学部名誉教授、台湾日本研究学会理事長、2010年春叙勲)
■李登輝総統 特別講義「李登輝の思想と実践」
■「台湾における叙勲の意義、日台関係の現状について」
沼田幹夫先生(公益財団法人日本交流協会台北事務所代表)
■「老台北放談 日本の皆さんへ」
蔡焜燦先生(台湾歌壇代表、2014年春叙勲)
野外研修では、今年1月にオープンした台南の奇美博物館と台南市内に残された古蹟を見学。
また、今回は初の試みとして、最終日に交流協会台北事務所の文化ホールをお借りし、沼田幹夫
代表(駐台大使に相当)と蔡焜燦先生にお話しいただく機会を得ました。
李登輝総統の特別講義も、会場を台北市内のホテルに移して行い、講義後には恒例の修了証書授
与、そして晩餐会にもご出席いただきました。
ここに、李登輝総統をはじめ、講義の要請を快諾していただいた講師の先生方に心より御礼申し
上げます。また、ご参加いただきました方々にも厚く御礼申し上げます。
次回の第24回・日本李登輝学校台湾研修団は秋を予定しております。またのご参加をお待ちして
おります。