本日(11月3日)、政府から秋の叙勲受章者として3940人が発表され、台湾からは「異
例」と言われた春に続いて4人が受章した。受章されたのは下記の方々だ。これまでのご尽
力に敬意を捧げるとともに心から祝意を表したい。
例」と言われた春に続いて4人が受章した。受章されたのは下記の方々だ。これまでのご尽
力に敬意を捧げるとともに心から祝意を表したい。
・黄 政旺(82歳) 旭日中授賞 元台日商務協議会長
・曹 永和(92歳) 旭日中授賞 台湾大学歴史学部兼任教授
・鄭埌耀(88歳) 旭日双光賞 元台湾歌壇代表
・林 淑桜(65歳) 瑞宝双光章 元交流協会台北事務所代表現地職員
外国人叙勲は23ヵ国・地域の46人(女性は11人)。外国人の叙勲は日本との交流の深さ
を示すバロメーターでもあり、台湾は米国の9人に続いて世界で2番目に多く、英国やウク
ライナと同じ4人だった。
国交がなくて受章者がいるのは台湾だけで、いかに台湾と日本が密接であるか分かる。
この台湾に対し、中国からは1人も受章者がいなかった。
ちなみに、日台断後、台湾人の叙勲受章者は33年も途絶えていたが、平成17(2005)
年、当時の内田勝久(うちだ・かつひさ)交流協会台北事務所代表(駐台湾日本大使に相
当)の英断により、台湾の日本語教育に尽力した蔡茂豊氏(台湾日本語教育学会元理事
長、元東呉大学外国語学院院長)が春の叙勲で旭日中綬章を受章、これが台湾人叙勲受章
の再開第1号となった。
下記に2005(平成17)年春の蔡茂豊氏以降の受章者をご紹介したい。