超党派の国会議員でつくる「日本の領土を守るため行動する議員連盟」(会長・山谷え
り子自民党参院議員)の会員ら150人が乗った船団が本日(19日)早朝5時30分ころ、尖閣
諸島の魚釣島沖合いに到着。このとき、小嶋吉浩・取手市議や小坂英二・荒川区議ら「頑
張れ日本!全国行動委員会」のメンバー10名が日の丸の旗を持って海に飛び込んで魚釣島
に上陸したという。
AFPの記事によれば「メンバーらは、魚釣島で最も高い場所に日本国旗を設置するの
が目的だと語ったという」と伝えている。産経新聞の報道がもっとも詳しいようなので、
下記に紹介したい。
ただし、記事冒頭の「太平洋戦争」はいただけない。靖國神社に祀られている台湾出身
戦歿者を含めた英霊は「太平洋戦争」を戦ったのではない。日本は閣議で戦争の名称を
「大東亜戦争」と決し、大東亜戦争を戦ったのだ。記者は前日に石垣で斎行された慰霊祭
に参列しなかったのだろうか。
日本人10人尖閣上陸 疎開船遭難の慰霊祭一行
【MSN産経ニュース:2012年8月19日】
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120819/plc12081910590006-n1.htm
写真:沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に上陸し、日の丸を掲げる人たち=19日午前7時51分
太平洋戦争末期に沖縄県・尖閣諸島近海で起きた疎開船遭難事件の慰霊祭で沖縄県石垣
市を訪れた日本人の一行10人が19日午前、尖閣諸島の魚釣島に上陸した。10人は船から海
に入り、泳いで島に到達。海上保安官が事情を聴く。
尖閣諸島をめぐっては、香港の活動家ら14人が魚釣島に上陸するなどして逮捕、強制送
還されたばかり。上陸したのは茨城県取手市の小嶋吉浩市議(51)、東京都荒川区の小坂
英二区議(39)ら。午前7時40分ごろから相次いで上陸し、日の丸の旗3本を掲げた。約2時
間後、泳いで再び船に戻った。
慰霊祭は18日に石垣市で開かれ、国会議員や地方議員、遺族ら約50人が参列。議員らは
18日夜、石垣市の港から漁船で出航。19日午前に海上でも慰霊祭を行った。超党派の議員
連盟は尖閣諸島上陸を政府に申請したが許可されなかった。