【台湾週報:2012年8月7日】
http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=300402&ctNode=3522&mp=202
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*写真も掲載(左2:石川会長、左3:詹氏、左4:李総会長、左5:羅副代表、左6:何副会長)
台湾から来日した「台湾高座会」の李雪峰・総会長および同会一行、並びに日本側の
「高座日台交流の会」の石川公弘会長らが8月3日、東京・白金台の台北駐日経済文化代表
処を訪問し、羅坤燦・駐日副代表が一行を歓迎した。
台湾高座会は、第二次世界大戦中に神奈川県の高座海軍工廠で台湾出身の少年工として
勤務した関係者らがメンバーとなり、高座海軍工廠で台湾少年工らとともに勤務した日本
人関係者らによる「高座日台交流の会」との友好親善交流を続けている。
羅副代表は「台湾と日本は地理的、歴史的に深い関係があり、お互い近く、心が通じ合
う」と述べ、民主主義、人権、法治などの価値観を共有する日本との特別な関係を強調
し、長年にわたり台日交流を続けてきた台日の高座会に敬意を示した。
李会長は、台湾少年工として高座海軍工廠での勤務に就いてから来年で70周年になるこ
とを説明し、「第2の故郷である大和(旧・高座郡)へまた里帰りします」と述べ、神奈
川県で来年に予定されている70周年記念式典に台湾から元少年工らが再び集うことに期待
を示した。
父が高座海軍工廠の台湾少年工寄宿舎の舎監であったという石川会長は、少年時代に台
湾少年工らと身近に接していて、大和市議会議長を務めていたときに台湾出身の元少年工
の訪問団を迎えたのが縁で、交流を続けている。石川会長は、70周年記念式典が盛大なも
のになるよう準備を進めていく考えを示した。