フを入れて30人が参加、最終日に李登輝元総統の特別講義「李登輝の政治哲学」を拝聴、感激のう
ちに滞りなく終了した。
今回の野外研修のテーマは「KANO」。台湾で大ヒットしているあの映画「KANO」の舞
台、嘉義を訪問した。このとき、偶然に嘉義市内のレストランで平谷祐宏(ひらたに・ゆうこう)
尾道市長と昼食をご一緒していた黄敏恵・嘉義市長と会い、黄市長からお菓子をいただくという嬉
しいハプニングが起こった。
嘉義市との都市提携をめざしている平谷市長は、嘉義市との交流を深めるために訪台していた。
「台湾週報」が伝えているので、下記に紹介したい。無事に姉妹都市となるよう期待したい。
平谷祐宏・尾道市長ら一行が嘉義市政府を訪問
【台湾週報:2014年11月11日】
広島県尾道市の平谷祐宏市長ら一行3名は11月10日、嘉義市政府を訪れ、黄敏恵・市長と会見
し、双方は両市が今後、教育、文化・スポーツなどの交流を推進していくことについて、意見交換
を行った。
黄市長は、「台湾と日本が共有する記憶を描いた映画『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』
が日本で上映後には、(物語の舞台となった)嘉義市と日本との交流がより一層促されることにな
るであろう」と期待の意を表した。
また、嘉義水上空港と広島空港とのチャーター便の運航実現にも期待すると共に、「今後、両市
は文化交流や観光などで、より一層協力し、ウィンウィンを創出していきたい」との考えを示し
た。
平谷市長は今年2回目の台湾訪問であり、黄市長も6月に日本を訪問し、その際に平谷市長と会見
し、交流を深めている。平谷市長は黄市長に対し、「在任中に再度尾道市を訪問するよう要請し、
今後両市が様々なテーマに関して、定期的に相互訪問し、日本のさらに多くの若い人たちに台湾の
文化を知ってもらうようにしたい」と述べた。