ル上映が決まり、日本では来年1月24日からの公開となっている。
その熱気を受けるように、8月3日、嘉義の桧意森活村に「KANO故事館」がリニューアルオー
プンしたという。日本と台湾の絆を描く映画「KANO」。日本公開が待ち遠しい。
◆KANO日本語版facebook
https://www.facebook.com/Kano.japan
あの感動のストーリーをもう一度 「KANO物語館」開幕/台湾・嘉義
【中央通信社:2014年8月4日】
(嘉義 4日 中央社)今年の台湾の大ヒット映画「KANO」の舞台となったレジャー施設、嘉義の
「桧意森活村」内に「KANO故事(物語)館」が3日、リニューアルオープン。台湾“野球のふるさ
と”発の感動のストーリーが伝え続けられることになった。すでに日本の大手旅行社各社の観光プ
ランにも組み込まれ始めているという。
1931(昭和6)年の甲子園で準優勝を果たした台湾代表・嘉義農林野球部の選手たちの健闘を描
いた「KANO」は、今年2月末の上映開始以来大きな反響を呼んだ。この話題作の心意気で町を盛り
上げようと地元の商業・文化関係者が「嘉義市商圏文化促進協会」を結成、今回の「KANO物語館」
のオープンへとつながった。
館内では映画関連の展示、関連商品販売のほか、協会メンバーの提供による昔のミシンや自転
車、古い家具などが陳列され、映画の舞台となった時代を彷彿とさせるレトロな雰囲気。
また、野球物語と鉄道観光を結びつけた企画も始まった。3日は台湾各地から100人以上が参加
し、山間部を走る阿里山森林鉄道の列車に乗って大自然を満喫した後、「KANO」の映画監督・馬志
翔さんを招いてのイベントなどが行われた。
(黄国芳/編集:谷口一康)