節がはじまった2月19日から本日(22日)まで、秋芳洞入口の商店街に1,000個のランタンを掲げ、
期間中の17時30分〜20時はランタンのラ イトアップと秋芳洞の特別入洞を実施している。祭りは
秋芳洞商店会が主催、今年初めて開いたという。下記にそれを伝える毎日新聞の記事を紹介した
い。
美祢市は南投県長(知事に相当)と2011年(平成23年)11月17日に「友好交流の促進に関する確
認書」に調印。翌2012年7月5日には、台湾に「台北観光・交流事務所」を開設している。
日本の自治体で台湾に事務所を開設したのは花蓮市と姉妹都市と結んでいた沖縄県与那国町で、
2007年5月に「与那国駐花蓮連絡事務所」を開設している。美祢市はそれに続き、市自治体として
は日本初のことだった。
美祢市はさらに2013年4月5日、南投県水里郷と「友好交流の促進に関する確認書」を締結してい
る。翌2014年9月、南投県政府の協力により台湾ランタンフェスティバルで展示されたランタンを
美祢ランタンナイトフェスティバルにおいて展示、27日に行われた祢ランタンナイトフェスティバ
ル点灯式に南投県友好交流訪日団を招待している。
今年の1月30日には、村田市長を団長とする友好交流訪問団が台湾南投県政府と水里郷公所をそ
れぞれ表敬訪問している。
町興しにも寄与する台湾との交流を進める美祢市。さらなる絆を深まりを期待したい。
◆山口県美祢(みね)市
http://www2.city.mine.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
ふるさと台湾友好ランタン祭り:幻想的な光景広がる−−美祢 /山口
【毎日新聞:2015年2月21日「山口版」】
美祢市秋芳町秋吉の秋芳洞商店街で、ふるさと台湾友好ランタン祭りが22日まで開かれている。
通りには約300メートルにわたって約1000個の赤いランタン(ちょうちん)が飾られ、午後5時半に
ライトアップ。異国情緒あふれる幻想的な光景が広がっている。
祭りは秋芳洞商店会が主催し、今年初めて開いた。美祢市は台湾との交流に力を入れており、台
湾の旧正月「春節」の長期休暇が始まるのに合わせ、19日にスタート。一帯を彩るランタンには、
台湾から贈られたものもあるという。
期間中、秋芳洞の入洞料は半額になり、営業時間も午後7時まで延長する。また、洞窟内は竹灯
籠(どうろう)でライトアップされる。
事務局の安富善政さん(34)は「秋芳洞はひんやりとしたイメージで夏場の観光地と思われてい
るが、冬場は洞窟は暖かく感じるのでまた違う趣がある。イベントを通じてPRしていきたい」と
話していた。【柴山雄太】