【台湾国際放送ニュース:2011年8月20日】
アジアにおける北投石の生産地、北投温泉と日本の玉川温泉が「北投石」姉妹温泉を締
結し、双方の代表は19日、[赤の右におおざと偏]龍斌・台北市長と秋田県の佐竹敬久県知
事立会いのもと、温泉合作協定書に調印した。
[赤の右におおざと偏]龍斌・台北市長は台湾と日本はともに温泉文化が発達しており、
双方は温泉を通じてより緊密な関係を築くことができると語るとともに、中華民国が日本
におく駐在機関、台北駐日経済文化代表処及び日本秋田県の佐竹敬久県知事、秋田県仙北
市の門脇光弘市長らの協力により、「北投温泉」と「玉川温泉」が姉妹温泉締結を実現で
きたと喜んだ。
台北市政府産業発展局によると、「北投石」は世界4000以上の鉱物の中で、唯一台湾の
地名で命名された鉱物で、世界でも台湾の北投温泉と日本秋田県の玉川温泉及び南米チリ
にしかないという。現在、世界最大の北投石は母岩とともに北投温泉博物館に展示されて
おり、重さは800キロに達する。