【祝】 富士通と台湾の中華電信が「戦略的パートナーシップに関するMOU」を締結

 富士通と台湾の中華電信は2月7日、台湾のネットワークにおける消費電力急増などの社会課題に対応するため「APN技術を活用したネットワーク構築について協議し、大容量かつ低遅延でありながら低消費電力なネットワーク環境により、革新的で持続可能な社会の実現に貢献」するため、2年間の「戦略的パートナーシップに関するMOU」を締結したと発表しました。

 富士通と中華電信の両社によるプレスリリースによれば、光電融合技術などの先端技術を活用することで、高速大容量通信や膨大な計算リソースなどの提供が可能な、革新的なネットワーク・情報処理基盤の構想は「IOWN構想」(Innovative Optical and Wireless Network構想の略)と称され、次世代通信基盤のIOWN構想を支える根幹技術の一つが「オールフォトニクス・ネットワーク技術」(All-Photonics Network技術。APN技術)だそうです。

 両社は2020年3月に、大容量・低遅延かつ低消費電力なネットワーク環境の実現を目指すIOWN Global Forumに加入したことから、台湾におけるIOWN構想に基づくAPN技術を活用した大容量と低遅延、低消費電力を同時に実現するネットワーク環境の構築に向けて共同検討することに合意したとのことです。

 門外漢にはよく分かりませんが、ネットワークや情報処という分野でも日本と台湾が手を携えられる関係にあることは素晴らしいことではないかと思いご紹介しました。下記に両社発表のプレスリリースと中央通信社の記事をご紹介します。

◆中華電信と富士通、IOWN構想に基づくオールフォト二クス・ネットワークの構築に向け、共同検討することで合意 https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/02/7.html


中華電信、富士通と覚書締結 台湾で次世代通信技術用いたネットワーク構築目指す【中央通信社:2023年2月8日】https://japan.focustaiwan.tw/economy/202402080002

 (台北中央社)台湾の通信大手、中華電信と富士通は7日、2年間の戦略的パートナーシップに関する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。両社は台湾での次世代通信技術のオールフォトニクス・ネットワーク(APN)技術を活用したネットワーク構築に向けて協議し、大容量と低遅延、低消費電力を同時に実現するネットワーク環境の構築を後押しする。

 締結日は1月31日。

 中華電信によれば、富士通は今後、中華電信が台湾でAPN技術の検証設備を構築するのを支援する他、日本での実績や知見を活用し、台湾の通信環境に合わせたAPN構築計画の策定と早期の商用化を進める。

 APN技術は、次世代通信基盤の「IOWN(アイオン)」構想を支える根幹技術の一つ。通信ネットワークの全領域で光を用い、従来の技術を大幅に上回る大容量伝送や低消費電力、低遅延といった特長を持つ。

(江明晏/編集:田中宏樹)


※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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