が開かれた。昨夜、交流協会がその模様を発表した。プレスリリースの全文を紹介したい。
報道によれば、予備会合で日本側代表をつとめたのは交流協会の小松道彦総務部長で、
「冒頭、今月11日で東日本大震災から2年を迎えたことに触れ台湾からの力強い支援に改め
て謝意を示し、きょうの会談で順調に成果が上がることに期待。台湾側代表の台北駐日経
済文化代表処の周学佑業務組長も、『友好協力の精神に基づき速やかに具体的結論が出る
よう望む』と応じた」(中央通信社)という。
会合の内容は明らかにされていないものの、懸案の漁業範囲画定について話し合われた
ようで、残念ながら双方の考えは一致せず「可能な限り早急に次の協議を行うことで一致
した」という。次の会合が待たれる。
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【記事資料】日台民間漁業協議予備会合の結果について
2013年 3月 13日作成
公益財団法人 交流協会
本日13日、公益財団法人交流協会本部会議室にて、第17回日台民間漁業協議に向けた第2
回予備会合が開催された。
出席者については、日本側は、交流協会本部総務部長を団長とし、オブザーバーとして
外務省、水産庁、海上保安庁の各担当官が出席した。台湾側は、駐日台北経済文化代表事
務所業務部長を団長とし、オブザーバーとして外交部、漁業署、海岸巡防署の関係者が出
席した。
協議は友好的な雰囲気の中で行われ、日台双方から、民間漁業取決めの作成に向けたそ
れぞれの考えに関する説明が行われた。双方の考えは未だ一致していないものの、昨年11
月の第1回予備会合での議論を踏まえ、建設的かつ率直な意見交換が行われた。
また、日台双方は、本件協議の早期妥結を導くべく、誠意と善意をもって協議を加速さ
せ、可能な限り早急に次の協議を行うことで一致した。