だいた台湾の代表(羅坤燦・台北駐日経済文化代表処副代表)に対し、企業・団体関係者
の座席に案内、外交団として献花する機会が与えないという無礼極まる「台湾冷遇」措置
を取り、その後も藤村官房長官の発言も二転三転する迷走ぶりだった。
本会が取り組んでいる「戸籍問題」でも政府に「質問主意書」(平成23年8月9日、下記
参照)を提出された大江康弘・参議院議員(無所属)は3月13日、「その対応は全く不誠実
であったとしか言いようがない」として政府に「東日本大震災一周年追悼式に関する質問
主意書」を提出した。
野田佳彦総理からの「答弁書」は3月23日の閣議で決定され、「献花に際して、台湾の
人々の気持ちを傷つけるようなことがあったとすれば、わが国政府としての本意ではな
い」と記されているという。
大江議員は、民主党時代に中津川衆院議員や長島昭久衆院議員らと「日本・台湾安保経
済研究会」を設立、台湾問題に造詣が深い。
まだ参院ホームページに「答弁書」は掲載されていないが、大江議員の「質問主意書」
はPDF版で見ることができる。今回の「質問主意書」とともに、戸籍問題での「質問主
意書」と政府からの「答弁書」を併せて下記に紹介したい。
◆参議院:第180回国会「質問主意書」(提出番号:61)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/180/syuisyo.htm
◆大江康弘議員「戸籍における台湾出身者の国籍表記に関する質問主意書」[23/8/9] http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/177/syup/s177256.pdf
◆「戸籍における台湾出身者の国籍表記に関する質問主意書」への答弁書 [23/8/19] http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/177/toup/t177256.pdf