関係団体との相互交流を推進し、修学旅行や日台留学生などの相互受け入れ、自治体や議
会などによる姉妹提携や親善交流をめざした活動の促進を図る」ことを目的としているこ
とから、できるだけ台湾への修学旅行のニュースなどを紹介しています。
今度は奈良県桜井市にある関西中央高校が台湾への修学旅行を実施、苗栗県の「私立建
台高級中学」を訪問して交流が行われたことを、台北駐日経済文化代表処(駐日台湾大使
館に相当)の機関広報誌の「台湾週報」が伝えているのでご紹介したい。
また、関西中央高校のホームページで修学旅行の模様を、写真とともに詳しく伝えてい
るので下記にご紹介したい。
◆台湾修学旅行1日目
http://www.kch.ed.jp/posts/news_topics/school_life/post_3629/
◆修学旅行2日目〜「建台高級中学校」との学校交流〜
http://www.kch.ed.jp/posts/news_topics/school_life/post_3649/
◆修学旅行3日目〜体験学習及びB&Sプログラム〜
http://www.kch.ed.jp/posts/news_topics/school_life/post_3667/
◆修学旅行4日目〜最終日〜
http://www.kch.ed.jp/posts/news_topics/school_life/post_3680/
奈良県内の高校が修学旅行で台湾の高校を訪問
【台湾週報:2012年11月27日】
奈良県内にある関西中央高等学校(以下、高校)の教師および生徒80名あまりは修学旅
行で台湾を訪れ、11月26日に苗栗県にある「私立建台高級中学(以下、高校)」を訪問
し、両校の生徒たちによる交流が行われた。
建台高校では、遠来の客を歓迎するために、昼食の時間を「元宝初体験」の活動と題し
て計画し、事前に餃子の具と皮を用意し、日本からの高校生たちに水餃子を包む体験を
し、その場で調理し味わってもらうようにした。そのほか様々な客家料理も用意し、双方
の生徒たちは飲食文化を通して、にぎやかな熱気のこもった交流を行い、英語や身振り手
振りなどボディーランゲージも交え、意思疎通を図った。
建台高校の温宗鎮・学務主任は、「台湾の政府が近年大いに推進している高校生による
国際教育旅行に賛同し、2012年4月に当校の教師と生徒約40名が日本を訪問した。訪日期間
中、関西中央高校を訪問したことから、今回はその時の訪問先だった高校が台湾を訪問し
たものであり、当校では歓迎式を準備し、生徒たちが1対1で接待にあたり、関西中央高
校の皆さんを食事に招待した」と説明した。
さらに、「教育交流は、生徒たちが国際的視野を広める上でプラスとなり、外国の生徒
の学習状況や学習態度などについても知ることができる。当校の生徒たちは日本訪問から
帰国後、最も印象深かったと感じたことは、日本の生徒は『礼儀正しく、規律を守り、校
内も清潔さを保っていた』ということだった。今回の交流活動を通して、外国の生徒の皆
さんが、台湾の文化に対して良い印象を残すことができるよう願っている」と期待の意を
示した。
「関西中央高等学校」ウェブサイト(建台高校訪問のページ)
http://www.kch.ed.jp/posts/news_topics/school_life/post_3649/