増加は顕著なようだ。台湾から長野県を訪れる修学旅行の団体数は、過去最高となった平
成22年度を超す勢いだという。「伊奈MYウェブニュース」の記事を紹介したい。
修学旅行で日台の青少年交流をはかることは、両国の将来を担う子供たちにとってとて
も貴重な体験となるだろう。日本と歴史を共有する台湾を、高校生のうちから知ってもら
うためには修学旅行がもっとも安全で最適だ。
台湾からの修学旅行好調 高遠高校で授業を体験
【伊奈MYウェブニュース:2012年11月14日】
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201211141903580000049273
中国や韓国からの観光客の落ち込みが心配される中、今年度、台湾から長野県を訪れる
修学旅行の団体数は、過去最高となった平成22年度を超す勢いだという事です。
14日は、台湾台中市の私立台明高級中学校の16歳から17歳の生徒、40人が修学旅行で高
遠高校を訪れ生徒達と交流をしました。
体験授業では、手鏡の絵付けやおやきづくり、パソコンソフトの応用の3つのグループに
別れ授業を体験しました。
このうち、美術コースの手鏡の絵付け体験では、高遠高校の生徒が、絵の具の種類や、
色の付け方をアドバイスしながら、作業をしていました。
生徒達は、英語で話をしながら、コミュニケーションを取っていました。
県によりますと、今年度、県内を訪れた台湾の修学旅行の団体数は10月末現在で27団
体・910人となっていて、今年度中には、50団体を超える予定だということです。
この数字は、過去最高となった平成22年度の43団体、1928人に迫る勢いで、県では、中
国からの団体の予約が不透明な中、台湾からの修学旅行の伸びに期待したいとしていま
す。
台湾の生徒は、県内には明日まで滞在し、東京で科学技術や防災などの施設見学をした
後、17日に帰国する予定です。