http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010061400727
【台北時事】最大野党の民進党など台湾の独立派政党や民間団体は14日、馬英九政権が中国との間で今月末にも締結する見通しとなった貿易自由化のための「経済協力枠組み協定(ECFA)」に反対する大規模デモを、26日に台北市内で行うと発表した。主催者側は全島から10万人以上を動員し、ECFA反対を訴える。
ECFAをめぐっては、民進党などが締結の是非を問う住民投票を行うよう要求していたが、政府の審査委員会が今月に入り、この求めを却下。同党などは「台湾人の声を聞こうとせず、中国共産党との密談で物事を決めている」と馬政権を批判し、「ECFAは中台の市場統一への入り口であり、台湾を中国に売り渡す行為だ。断固として反対する」と表明した。(2010/06/14-18:10)