李登輝氏の地方議員訪台団への講演記録(3)

李登輝氏の地方議員訪台団への講演記録(3)
1月24日〜27日に日本李登輝友の会地方議員訪台団が実施され、25日には李登輝氏の講演を聞いている。本稿はその筆記で、ブログ「武蔵村山市議会議員 あまめいし要一郎の活動報告」からの転載だ。

ブログでは写真も。 http://blogs.yahoo.co.jp/amame1968   


巨大中国を前にして、台湾の活路は開ける事はないでしょう。もし、我々はそういう態度を取らなければ。台湾の目指すべきは中国市場だけを相手にするのではない。グローバルな市場で競争力を持つ産業を発展させることです。台湾のあらたなグローバルな政治モデルを確立する事により、逆に中国市場において台湾の国家のとしての立場も強いものになると思います。例えば今、台湾の産業として、一番こう進んできたのは結局、電子産業、電子産業の次には結局石油化学工業とかそれから、いろんな伝統産業、それがたくさんある。そのうちでも電子産業は今の状態では世界第4位という地位を占めているが、これ変えなきゃ落ちますよ。

高雄港、昔の高雄の港、世界第4位の大きな港だった。それが全然、いわゆる港の整備というもの、今の港というのは何かということ。つまり、今の船というのはコンテナとバラバラの品物と、コンテナという船は何かと言うと、一つの船に乗せたコンテナというのはいろんな国にいかなきゃならない。だから、結局、海運の中心を設けてコンテナの船が来て、そこを中心にしてまた分配してゆく。日本、コリア、中国、香港、フィリピンとこういうように持って行かれるような組織をつくらなくちゃいけない。海運の発展はまずここからやり始めなくてはならないんだ。

○○○○、こういうところに結局台湾の行く方向というのは例えば、今の電子産業、IC,半導体、今の半導体で間に合うかどうか?半導体のメモリーはこれで足りるかどうか?値段も大きすぎやしないか。もう少し低い値段を基礎にしてメモリーの高い、SOCというシステムでやらなきゃいけないんだ。これぐらいの事は総理大臣になったら頭の中において、結局、これでね金を出して会社を集めて研究をやらせるんだよ。日本は世界的には知識産業はナンバーワンにある。そういう日本ならすぐにできるんですよ。 今、日本はね、実際にやっていないことが一つある。非常に大事になってくる。結局日本は原子爆弾の攻撃を受けたために、核の研究は絶対やっちゃいけないということだ。核の研究と同時に今の原子発電。ところが今の原子発電は、核と核の衝突から出来てくる。なんで核の融合。ね。いわゆる核の融合に基づいた、安全な、そしてね、廃棄物、それからいろんな放射能とか、こんなのを受けないような発電を何故やらないのか?怖いんだ。アメリカが。外国が。日本が絶対に原子核の研究をやっちゃいけないんだ。

ところが、今、そういうことをやらない限りは。また、例えば、いわゆる皆さんもご存知の、水素ガスを使ってのね発電、これがもし出来たらね、考えてごらんなさいよ。全世界の石油がもう要らないんだよ。もう自然に、空気の中からの水素で、水素を集めて、水から水素を作れば良いんだよ。こういうようなことがね日本ではやっている教授もいっぱいおるけどね、政府はいわゆるこういう事にたいして重要視しないから、彼らとしては日本でやれない外国に逃げたほうが良いという風に考えるのが多い。こういう状態はね、日本にとっては本当にもう大きな損失。これは世界のCO2問題を無くす、環境の保護、全ての面において、日本の大変大きな仕事なんだよ。こういう仕事日本人出来るんだよ。

私がこういう事言うのおかしいけど、ソ連で水素の核の融合をやった男がおった。世界で2,3人しかいない。殺されたよ。何で殺されたか。彼が成功したらおそらくアメリカのね大金持ちとそれからユダヤ系と中東の石油を持っているこの連中たちはもう駄目なんだ。ソ連もそうなんだ。ソ連は天然ガスを売ってヨーロッパをコントロールしている。こういう状態の中で自分で研究をやってね。日本ぐらいの産業・知識を持っている国は少ない。こういう、協力的にやるべきなんだ。これ、一つの例、半導体を作る。


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