愛媛県砥部町と台湾・新北市鶯歌の陶磁博物館が焼物交流

愛媛県砥部町と台湾・新北市鶯歌の陶磁博物館が焼物交流

 愛媛県の愛媛の観光・グルメ・イベントをまとめたWEBマガジン「海賊つうしん」によりますと、「砥部(とべ)ブルーと呼ばれる独特の藍色が特色の砥部焼で知られる伊予郡砥部町は「松山南高等学校が台北市立建国高級中学・新北市立鶯歌高級工商職業学校の2校と姉妹校提携を結び、砥部町にある松山南高等学校砥部分校とも交流するなど、台湾との関わりが徐々に盛んになってきている」そうです。

 去る11月5日と6日に砥部町の砥部焼観光センター炎の里で開かれた「台湾フェスティバルin砥部」では台湾グルメ屋台やキッチンカーが出店し、台湾の鶯歌(いんごー)焼の展示もされたそうです。

 これまでも、砥部焼の絵付けを体験するイベントを、台湾初の陶磁器専門の博物館である鶯歌陶瓷博物館と結ぶ「オンライン砥部焼講座」を開いてきた砥部町。このほど鶯歌陶瓷博物館から砥部町に伝統の鶯歌焼が寄贈され、地元紙の愛媛新聞は「今後の交流拡大に期待感を示した」と伝えています。

 本誌でも何度かお伝えしているように、今年は7月11日に千葉県銚子市と桃園市が「友好交流協定」を結んで以来、11月2日に、長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)と台中市和平区が「友好関係を促進する意向書」を締結し、すでに日台の都市間提携は9件目になっています。

 この勢いを駆って、砥部町と鶯歌区も提携することを大いに期待したいものです。

—————————————————————————————–砥部町に台湾の博物館から磁器贈られる【愛媛新聞:2022年11月13日】https://www.ehime-np.co.jp/article/news202211130036

 砥部焼の絵付け体験などを通じて砥部町と交流してきた台湾・新北市の「市立鶯歌(いんごー)陶瓷博物館」から13日、砥部町に同国伝統の磁器「鶯歌(いんごー)焼」が寄贈された。台湾の関係者が砥部町を訪れ、今後の交流拡大に期待感を示した。

 鶯歌焼は台湾北部の磁器として知られ、近年はピンクや緑色など華やかな顔料も用いられるなどの特長がある。台湾には約100年前に、砥部焼の絵付け技術が伝わったとされる。

 砥部焼販売協同組合などは昨年12月から、台湾の人々が砥部焼の絵付けを体験するオンライン教室を計5回実施。また11月5日には、博物館と松山南高砥部分校などをオンラインでつなぎ、高校生らが鶯歌焼の絵付けを体験する講座も開くなど、特産の磁器を通じた交流が続いている。

 13日は、絵付け体験を台湾側で準備した台北市のコンサルタント会社「丸虎国際顧問有限公司」の総経理(社長)、歐元韻さんが同町を訪問。博物館から預かった鶯歌焼を、砥部焼伝統産業会館の門田巧館長に手渡した。

 寄贈された鶯歌焼は、鶯歌地域の自然をイメージした茶器やコーヒーカップなど。歐さんは「博物館は今回の寄贈をきっかけに、双方で交流ができることを大変うれしく思っている」と話した。砥部焼と鶯歌焼は「一時の大量生産をやめ、伝統を守りながらもイノベーションし、一つ一つ丁寧に作っているのが共通点」とも語った。

(桑原大輔)

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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