【祝】 日本から台湾へ6回目のワクチン30万回分を提供

【祝】 日本から台湾へ6回目のワクチン30万回分を提供

 茂木敏充(もてぎ・としみつ)外務大臣は10月26日の定例記者会見において、ワクチンの海外提供について下記のように表明しました。

<台湾へのワクチン追加供与につきまして、調整が整ったため、明日27日に30万回分のアストラゼネカ社製ワクチンを提供することになりました。今般の供与を受けて、日本から台湾への供与実績は、合計420万回分となります。

 既に供与済みのベトナム及びインドネシアへのそれぞれ400万回分を始め、これまでの日本から供与総数、これは20か国・地域に対して合計約3,000万回分に上ります。世界第3位の供与実績ということであります。

 引き続き、日本からのワクチン供与が、世界各国における新型コロナの感染拡大防止に一層寄与することを期待いたしております。>

 10月27日早朝、いつものように成田空港に駆けつけた謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表が見送る中を日航機は飛び立ち、午前中に台湾桃園国際空港についています。

◆外務省:茂木外務大臣会見記録 (令和3年10月26日(火曜日)10時35分 於:本省会見室) https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken24_000073.html

 これで日本は台湾へ6回提供したことになります。6月4日に124万回分、7月8日に113万回分、7月15日に97万回分、9月7日に6万4,000回分、9月25日に50万回分、そして10月27日に6回目となる30万回分を提供、総計で420万4,000回分となっています。

 台湾の外交部は茂木外相の表明を受け、すぐにニュースリリースを発表し「わが国のワクチン接種率を急速に引き上げるのに役立っている」「台湾と日本は、どんなに厳しい脅威や課題に直面しても、常に肝心なタイミングで助け合ってきた。その強靭な友情は何事にも代えがたい」と歓迎と感謝の意を表しています。

 日本は、やインドネシアへの400万回分より多い420万回分のワクチンを台湾に提供しています。これは、もちろん第一義は台湾の人々のコロナ感染を防ぐことにありますが、それ以上に、台湾の安全は台湾の国益にも日本の国益にもかなうという判断の下に実施されたのではないかと考えています。これが経済安全保障ならぬ、日本ならではの医療安全保障なのではないかと思います。

 日本は米国のように台湾に武器を供与することはできませんが、ワクチンなら提供できるとして、恐らく米国側とも擦り合わせて提供したのではないでしょうか。

—————————————————————————————–外交部、日本政府による6回目のワクチン供与に感謝【Taiwan Today:2021年10月27日】https://jp.taiwantoday.tw/news.php?post=209819&unit=149&utm_source=

 日本の茂木敏充外務大臣は26日午前、翌27日に台湾に対して英アストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン30万回分を提供すると発表した。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は同日発表したニュースリリースで、「日本政府による温かい友情と善意を、中華民国政府及び国民は心から歓迎し、感謝する」と述べた。以下はニュースリースの概要。 ★★★★★  台日関係はこれまでも緊密且つ友好で、両国民の感情はことさら深い絆で結ばれている。双方は人道支援や公衆衛生などの分野で助け合い、世界に「隣国関係の模範」を示してきた。先般、わが国は日本への感謝を示すため、酸素濃縮器1,008台と血中酸素濃度計(パルスオキシメーター)1万個を日本に供与し、日本の与野党及び各界から高い評価を得た。

 日本政府による台湾へのワクチン供与はこれで6回目となり、累計では420万回分を超える。これは、海外から台湾へのワクチン供与のトップを占める。日本からのワクチン供与は、わが国のワクチン接種率を急速に引き上げるのに役立っている。これに台湾の政府及び住民は強く感銘を受けている。

 台湾と日本は、どんなに厳しい脅威や課題に直面しても、常に肝心なタイミングで助け合ってきた。その強靭な友情は何事にも代えがたい。これからもわが国は、安定且つ盤石な既存の基礎の上で、各分野で台日の実質的な友好と協力を深めていきたい。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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