昨日の本誌で、防衛省の中山泰秀(なかやま・やすひで)副大臣が6月28日、米国のハドソン研究所が主催する討論会において講演し、中国が唱え、多くの国が採用してきた「一つの中国」政策に疑義を呈しつつ、「民主主義国家としてわれわれは台湾を守らなければならない」と述べるとともに「中国軍からの脅威を受けている台湾問題に焦点を当てる必要がある」「台湾は兄弟であり、家族だ」と述べたことを、岸信夫・防衛大臣の発言などとお伝えするとともに、「その勇気ある言動に本会一同感激し、感謝の思い」を伝えたいとする全日本台湾連合会からの感謝メッセージをご紹介しました。
この全台連の感謝メッセージについて、台湾の中央通信社が取り上げていますので下記にご紹介します。
なお、昨日の本誌記事はバックナンバーから確認できます。
◆「メルマガ日台共栄」のバックナンバー http://ritouki-aichi.com/category/kyoei
—————————————————————————————–在日台湾人団体が感謝表明 中山副防衛相の台湾支持発言に【中央通信社:2021年7月1日】https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202107010003.aspx
(東京中央社)在日台湾人でつくる団体「全日本台湾連合会」(全台連)は6月30日、米シンクタンクとの討論で台湾を支持する発言をした中山泰秀防衛副大臣に対して感謝を表明する声明を発表した。同会は、中山氏と共に台日関係の強化に向けて尽力していく考えを示した。
中山氏は同28日、ハドソン研究所のリモート討論で、「台湾は兄弟であり、家族だ」と述べたほか、「われわれは台湾を守る必要がある」「民主主義国家は民主主義国家を守らなければならない」と発言した。
全台連は、中山氏の勇気ある発言に深く感動し、感激したと表明。「中山氏がこれほど強い決意を示したことは、内外の台湾人に大きな勇気と自信を与えた」とたたえた。
(楊明珠/編集:名切千絵)
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