入院中の李登輝元総統、状態は正常 肺炎防止のため面会謝絶

 李登輝元総統は1月8日夜、牛乳の誤飲により咳が止まらず、吐き気を訴えたことから、掛かり付けの台北栄民総医院(台北市北投区石牌路)に搬送、入院されています。

 中央通信社は、その後の経過は順調で「食事や生活リズムなどは全て正常」と伝えるも「肺湿潤があり、肺炎を起こすのを防ぐため」すべての面会を断っているそうです。

 ちなみに、李登輝元総統は正論大賞特別賞を受賞されたことで、2月28日にホテルニューオータニで開催の贈呈式には李総統のご名代としてご家族が来日の予定でした。

 しかし、昨日、贈呈式が武漢肺炎の影響を考慮して中止となりました。誠に残念ですが、致し方ない措置かと思います。李登輝元総統が晴れて退院されますよう祈念申し上げます。

—————————————————————————————–入院中の李登輝元総統、状態は正常 肺炎防止のため面会謝絶【中央通信社:2020年2月17日】

 (台北中央社)牛乳を誤嚥(ごえん)して入院中の李登輝元総統の容体について、李氏弁公室の王燕軍主任は16日、李氏の食事や生活リズムなどは全て正常だと説明した。だが肺湿潤があり、肺炎を起こすのを防ぐため、病院で経過観察を続けている。医師からは感染防止策として、面会を断るよう言われているという。

 李氏は8日に牛乳を飲んだ際にむせてせき込み、台北市内の病院に入院した。                                                                   (葉素萍/編集:名切千絵)

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