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1>> 李登輝元総統の来日三大関心は癌治療、代替エネルギー、肉牛飼育
来日中の李登輝元総統は昨9月22日は川崎市内にある東京電力の浮島太陽光発電所を訪問、同行
した江口克彦・参議院議員や和田政宗・衆議院議員とともに約1時間半にわたって太陽光発電の現
状を視察されました。
かわさきエコ暮らし未来館の2階の展示室を拝観後、3階で東電側の説明を受けましたが、電気代
や送電による漏電量などについて20分ほど質問。かなり専門的な質問に東電側も戸惑った様子でし
た。
今回のご来日では2日目の20日午前、宿泊先のホテルに専門家を招聘し、最新の癌治療法「ホウ
素中性子捕捉療法」(BNCT)についての説明も聞かれています。下記にその記事をご紹介しま
す。
また、今日から訪問される北海道では和牛(肉牛)の飼育状況も視察される予定です。これは、
あまり振るわない台湾の和牛飼育を盛んにして台湾の牧畜産業を発展させたいということから、日
本の和牛飼育の現場を訪れるものです。
今回のご来日は19日の記者会見でも明かされたように、最先端の癌治療法、代替エネルギー、肉
牛飼育の現状を視察することを目的とされています。日台関係がこのような観点からも展望できる
ことを教えられるとともに、そのエネルギーに驚かされます。やはり常人ではありません。
◆浮島太陽光発電所
http://www.tepco.co.jp/csr/renewable/megasolar/index-j.html
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李登輝元総統、日本の次世代がん治療技術に大きな期待/台湾
【中央通信社:2014年9月20日】
http://news.livedoor.com/article/detail/9274346/
(東京 20日 中央社)5年ぶりに日本を訪れている李登輝元総統(=写真左)は20日、大阪で行
われた最新のがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)に関する会議に出席し、専門家らの講
演や解説に耳を傾けた。
李氏は自身も過去に大腸がんと皮膚がんを患っており、がんが台湾の人々の主要な死因であるに
もかかわらず、経済的な理由で治療を受けられない人が多くいることに触れ、高額な費用を必要と
せず効果の高いBNCTに注目していると述べた。
また、同治療法に関して世界一の技術を持つ日本に、台湾に対して技術提供を行ってほしいとの
考えを示した。
今回の訪日は日本李登輝友の会の招きに応じたもので、李氏は20日に大阪、21日には東京で講演
を行う。
(楊明珠/編集:杉野浩司)
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2>> 【読者の声】東京講演に感激、素晴らしい講演、第2の故郷にお帰りなさい
◆東京講演に感激 K・K(東京都、主婦)
昨日、李登輝先生の東京講演に参加させていただきました。とても感激、感謝の気持ちでいっぱ
いになりました。
先ほどほんの気持ちばかりですが寄付金1口、振り込みました。明日か明後日にはおそらく確認
出来ると思います。
夫は京都大学の研究者で、台湾の大学との共同研究も多く、昨年12月に台湾での京都大学同窓会
(?)の会合で、李登輝先生の講演を拝聴、感激して帰国しました。他にもさまざまなご縁を感じ
る事が多く、お元気なお姿で大変うれしく思いました。
ささやかな気持ちばかりの額ですが、お役に立てて頂ければ有り難いです。どこかに名前を載せ
て頂けるようでしたら、夫の名前でお願い致します。図書館が完成しましたら、是非拝見に伺いた
いと思います。
◆素晴らしい講演 K・S(東京都、会員)
昨晩は李前総統の大変素晴らしい講演を聞く事が出来ました。また91歳とはとても思えないお元
気な姿も拝見いたしとても充実した日となりました。心より御礼申し上げます。
◆第2の故郷にお帰りなさい 東郷 光典(千葉県)
李登輝先生、第2の故郷にお帰りなさい。 たった1週間の里帰りですが、心ゆくまで楽しんで下
さい。
今回は奥様とお嬢様方が御一緒だそうですね。御孫さんの坤儀(どういう意味があるのでしょ
う?)さんは同道なさらないのでしょうか?
北海道は、貴国の若者等にとても人気の観光地なので少し残念な気もします。とにかくお疲れに
ならないように御自愛頂き、可能な限りいつまでもお元気でいて下さい。
そして、何度でも繰り返し「里帰り」頂きたく切に祈ります。出来れば先生方御一家、取分「音
楽・芸術面に詳しい」文恵夫人にお聴き頂きたい楽団が有ります。「市立柏高校吹奏楽部」がそれ
です。
私は、台湾国の音楽愛好家に是非一度、彼等の「二つと無い唯一無二の」コンサートを体験頂き
たいと深く念願します。 「生演奏でアマチュアの枠を軽々と凌駕し、此処まで精緻なアンサンブ
ルと磨き抜かれた美しい響き」に驚かれるでしょう。
まるで「スコア(総符)が見えるように、書かれた音符が全て聴こえてくる」のです。 彼等の目
標は「セルジュ・チェリビダッケ」がミュンヘンフィルと実現した「世界最高水準の生演奏」なの
です。
彼等に「チェリビダッケの存在」を紹介したのは、かく言う私。 吹奏楽というとアメリカ流の
「ガンガンうるさいだけの演奏」と相場が決まっていました。
そこへ縁有って、私が「市柏」吹奏楽部に関わって、10年かけて顧問(現音楽監督)の石田修一先
生とタッグを組んで「今までの吹奏楽ではあり得なかった水準の演奏」に引き上げました。 この
吹奏楽部は「世界最高水準」である事を断言致します。
是非一度演奏を聴いてやって下さいませんか。御願いします。 その体験は貴国の同好の若者等
に、計り知れないショックを与えるでしょう。