した江口克彦・参議院議員や和田政宗・衆議院議員とともに約1時間半にわたって太陽光発電の現
状を視察されました。
かわさきエコ暮らし未来館の2階の展示室を拝観後、3階で東電側の説明を受けましたが、電気代
や送電による漏電量などについて20分ほど質問。かなり専門的な質問に東電側も戸惑った様子でし
た。
今回のご来日では2日目の20日午前、宿泊先のホテルに専門家を招聘し、最新の癌治療法「ホウ
素中性子捕捉療法」(BNCT)についての説明も聞かれています。下記にその記事をご紹介しま
す。
また、今日から訪問される北海道では和牛(肉牛)の飼育状況も視察される予定です。これは、
あまり振るわない台湾の和牛飼育を盛んにして台湾の牧畜産業を発展させたいということから、日
本の和牛飼育の現場を訪れるものです。
今回のご来日は19日の記者会見でも明かされたように、最先端の癌治療法、代替エネルギー、肉
牛飼育の現状を視察することを目的とされています。日台関係がこのような観点からも展望できる
ことを教えられるとともに、そのエネルギーに驚かされます。やはり常人ではありません。
◆浮島太陽光発電所
http://www.tepco.co.jp/csr/renewable/megasolar/index-j.html
李登輝元総統、日本の次世代がん治療技術に大きな期待/台湾
【中央通信社:2014年9月20日】
http://news.livedoor.com/article/detail/9274346/
(東京 20日 中央社)5年ぶりに日本を訪れている李登輝元総統(=写真左)は20日、大阪で行
われた最新のがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)に関する会議に出席し、専門家らの講
演や解説に耳を傾けた。
李氏は自身も過去に大腸がんと皮膚がんを患っており、がんが台湾の人々の主要な死因であるに
もかかわらず、経済的な理由で治療を受けられない人が多くいることに触れ、高額な費用を必要と
せず効果の高いBNCTに注目していると述べた。
また、同治療法に関して世界一の技術を持つ日本に、台湾に対して技術提供を行ってほしいとの
考えを示した。
今回の訪日は日本李登輝友の会の招きに応じたもので、李氏は20日に大阪、21日には東京で講演
を行う。
(楊明珠/編集:杉野浩司)