鳥取県三朝町町長一行、台中県を訪問

【7月25日 台湾週報】

7月24日、鳥取県三朝町の吉田秀光・町長、牧田武文・同町議会議長等一行が台中県政
府を訪れ、黄仲生・県長(知事)と会見した。

鳥取県三朝町は今年3月6日に、台中県の石岡郷と交流促進協定を締結しており、三
朝町で開催された締結調印式には劉宏基・郷長を代表とする訪日団一行が鳥取県三朝町
を訪れ た。今回の同町代表団の訪台はこの交流活動の一環で行なわれたもの。

 今年は台日文化、観光交流年にあたっており、黄仲生・県長は「石岡郷と三朝町の双
方が交流を機に、地方産業の発展が先導され、文化、経済建設が促進され、お互いの県
民のマクロ的な国際的視野が広がるよう希望する」と期待の意を表わした。

 吉田町長は、「三朝町の温泉はすでに800年もの歴史があり、有名で遠くまでその名が
及んでいる。三朝町は積極的に温泉療養による健康開発事業に従事しており、温泉病院
を設立した。三朝町の温泉事業での発展の経験が将来台中県にある温泉地区の観光事業
の経営の参考になると信じている」と強調した。

 吉田町長等一行はこのほか、張清堂・台中県議会議長、劉宏基・石岡郷郷長等と会見
する以外にも、石岡郷の梨園等も参観する予定となっている。



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