7月25日、日本李登輝友の会は、台湾出身者の戸籍の国籍表記が「中国」とされているこ
とを改め、「台湾」と表記することを求める署名を開始しました。7月27日からはオンライ
ン署名も始めています。
日本李登輝友の会は2009年7月、在日台湾同郷会や在日台湾婦女会などの在日台湾人団体
や、多くの心ある日本の方々のご支援とご協力により、外登証問題を解決しました。
在日台湾人の外登証の国籍は「中国」とされていましたが、入管法を改正し、平成24年
までに実施される在留カードの「国籍・地域」欄では「台湾」と表記されるようになりま
す。
戸籍問題も、外登証問題とまったく同じです。外登証問題は法律改正という難しい問題で、
運動開始から改正まで9年もかかりました。しかし、戸籍問題の元凶は50年前の法務省民事
局長通達で、法改正ほど難しくはありません。国民から多くの声が法務省に届けば、局長
通達の出し直しは可能です。
署名活動を始めるにあたり、ご本人はもちろん、関係者の方々からの「改正を求める声」
を募集します。オンライン署名をする際に書いていただいても結構です。
戸籍を管掌する法務省民事局にお送りするとともに、日本李登輝友の会の公式メルマガ
『メールマガジン「日台共栄」』でもご紹介します。
◆ 戸籍問題のネット署名【締切：2012年1月31日】
http://www.shomei.tv/project-1796.html
＊8月4日現在の署名数：404名
◆ 改正を求める声のお送り先
E-mail：info@ritouki.jp
ちなみに、ネット署名は本日8時現在で404名となっています。また、多くの方からネッ
ト署名の「コメント欄」に「改正を求める声」を書き添えていただいています。コメント
を拝見していますと、戸籍問題の解決をはかるために新たな勇気が沸いてきます。
下記に主なコメントを原文のままご紹介します。ただし、実名を公表されている方も含
め、お名前はイニシャルとさせていただきます。
改正を求める声【1】
● 台湾と中国（中共）あくまで別物でしょう。全ての事に言えることですが日本国政府は
特に外務省を中心として中国に気を遣いすぎです。
（群馬県前橋市 Ｈ・Ｒ）
● 元来、台湾の在住者は中華人民共和国とは何の関係も無い人達です。日本も日中共同声
明の中で「両辺一国」という中国の立場を理解すると述べているだけに過ぎず、台湾
は中国の領土であるとは表明していません。これは逆に中国の人にも失礼だと思いま
す。
（千葉県成田市 Ｓ・Ｙ）
● 世界一親日で、日本精神が色濃く残る国を、世界一反日で、中華思想の総本山である国
と同一表記するのは、水に油を混ぜるようなものです。
（東京都港区 Ｋ・Ｙ）
● 全く知りませんでした！ 驚きです。活動応援しています！
（大阪市城東区 Ｍ・Ｔ）
● 妻も娘も台湾人です、中国人ではありません！
（台湾・台南市 Ｏ・Ｓ）
● 「台湾は中国ではない」という事実に目をつぶっている日本の外交政策、それを担う外
務省は、自ら態度を改めるべきである。中国が怒ることを恐れているようだが、実際
には、中国は何もできない。一時的に反日的な態度をとっても、世界中が見ている中、
今や何もできないのが実情である。恐れるべきは、中国ではなく、「真実を見ない自
分たちの精神の行く末」である。
（東京都練馬区 Ｋ・Ｍ）
