奈川県大和市内の北京飯店で開催され、新会長に事務局長の石川公弘(いしかわ・きみひ
ろ)氏が満場一致で選出された。また同時に、事務局長に橋本理吉(はしもと・りきち)
氏、事務局次長(会計担当)に鈴木義範(すずき・よしのり)が選出された。
当日は、大和市の大木哲(おおき・さとる)市長や座間市の遠藤三紀夫(えんどう・み
きお)市長などの来賓とともに、台湾から元台湾少年工の李雪峰・台湾高座会総会長、何
春樹・同会副会長、詹獻煌・同会楊梅区会長ら8名も臨席。
李雪峰総会長は、昭和18年5月に来日したことから帰台するまでや、これまでの高座日台
交流の会との交流を振り返り「これからも手を組み合い、来年5月の留日70周年歓迎大会で
元気でお会いしたい」と挨拶。
高座日台交流の会は来年5月9日、李雪峰総会長をはじめとする台湾少年工たちの第1陣が
日本に到着して大和の高座海軍工廠に入廠したことを記念し「台湾高座会留日70周年歓迎
大会」を開催する予定で準備を進めている。すでに甘利明・元経済産業大臣や平沼赳夫・
日華議員懇談会会長、小田村四郎・本会会長などの大会副会長への就任が内定していると
いうが、歓迎大会の詳細が決まり次第、本誌でもお伝えしたい。
李雪峰総会長一行は翌8月3日、石川会長らと台北駐日経済文化代表処を訪問、羅坤燦・
副代表(公使に相当)と歓談し、70周年歓迎大会開催について伝えている。その模様を
「台湾週報」が報じているので、下記に紹介したい。
なお、佐野た香(さの・たか)前会長と野口毅(のぐち・たけし)相談役らは別途「高
座日台の会」をつくって活動を始めている。
石川公弘[いしかわ・きみひろ] 昭和9(1934)年5月1日、神奈川県生まれ。早稲田大学
大学院商学研究科修士課程修了。東京経済大学・東京工芸大学講師、大和市議会議員、同
市議会議長、日台稲門会会長などを歴任。大和市議会議長をつとめていた平成5年(1993)
6月、高座海軍工廠創立50周年を記念して台湾から元少年工の方々1,300名を招いて「台湾
高座会歓迎大会」を実行委員長として開催。また、高座海軍工廠創立60周年の平成15
(2003))10月、台湾から1,000名の台湾少年工の方々を招いて「台湾高座会歓迎大会」を
実行委員長として開催。共著に『台湾少年工と第二の故郷』など。
現在、日本李登輝友の会常務理事、同会神奈川県支部長、石川台湾問題研究所長、台湾高
座会留日70周年歓迎大会実行委員会委員長、高座日台交流の会会長など。