【書評】李前総統の表情がとてもいい [月刊「正論」1月号]

本会編になる『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』(まどか出版)が10月末に発売
されて以降、本誌ではその読後感や書評を紹介しています。

 今回は、明日発売の月刊「正論」誌に掲載されている書評をご紹介します。「正論」
誌では書名だけでしたので、上記タイトルは編集部が付けたものです。   (編集部)

■月刊「正論」
 http://www.sankei.co.jp/seiron/

 因みに、「正論」1月号は<総力特集>と銘打ち、「米中“新密約”時代に日本は生き
残れるか」をテーマに、本会副会長の中西輝政・京都大学教授と評論家の石平氏が「中
国は必ず台湾・尖閣諸島を獲りにくる」と題して対談し、本会の黄文雄・常務理事の「ア
メリカは中台の『現状』を維持できるか」を掲載しています


月刊「正論」平成20年1月号(平成19年12月1日発売)「読書の時間」欄

 二〇〇七年五月に来日した台湾の李登輝前総統の「旅と講演」の全記録である。十一
日間にわたって、李前総統は、松尾芭蕉の「奥の細道」の足跡をたどり、兄が祀られる
靖国神社に参拝し、三度にわたる講演や数回の記者会見を行った。政治に翻弄された過
去の来日ではできなかったことばかりである。実は、靖国参拝は当初のスケジュールに
入っていなかったという。それが李前総統の強い希望によって日程に組み込まれ、招聘
者がドイツ訪問中の安倍晋三首相(当時)に連絡を入れたのは、参拝の二時間前だった。
李前総統は、その靖国訪問を、「一生で忘れがたい出来事」と綴っている。
 
 ふんだんに盛り込まれた写真が捉える李前総統の表情がとてもいい。中でも夫人とと
もにソフトクリームを頬張る姿はとてもほほえましかった。


『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』の目次や割引販売につきましては、本会ホーム
ページでも掲載していますのでご参照ください。            (編集部)

■日本李登輝友の会ホームページ:http://www.ritouki.jp/

■『李登輝訪日・日本国へのメッセージ−2007旅と講演の全記録[完全保存版]』
 日本李登輝友の会編、まどか出版刊
 A5判・上製本・176ページ、定価:1,890円

■割引
・1冊〜9冊のご注文  → 送料サービス
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■お申し込み【代金後払い】
 1)お名前、2)ご住所、3)電話番号、4)注文冊数(『李登輝訪日・日本国への
 メッセージ』と書き添えてください)を明記の上、FAXかメールでお申し込みくだ
 さい。まどか出版より1週間以内にお届けします。代金は後払い。本と一緒に郵便振替
 用紙(払込料:無料)を同封、1週間以内に郵便局でお支払いください。

■お申し込み先
・日本李登輝友の会 FAX:03-5211-8810 E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp



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