本会編になる『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』(まどか出版)が10月末に発売
されて以降、本誌でも心打たれる読後感や出版社に寄せられた読者カードをご紹介して
参りました。
されて以降、本誌でも心打たれる読後感や出版社に寄せられた読者カードをご紹介して
参りました。
お蔭様で増刷となり、櫻井よしこさんを講師に昨日催した「平成19年 日台共栄の夕べ」
の会場でも販売、好評を持続しています。
昨日の産経新聞に本書の書評が掲載されましたので、ここにご紹介します。(編集部)
【週末読む、観る】『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』
【12月24日 産経新聞】
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/071224/bks0712241502006-n1.htm
■日本李登輝友の会編
今年5、6月、李登輝・前台湾総統の『奥の細道』探訪の旅と、講演の全記録である。
「自我に悩み、苦行しようと、禅によって自己修練に励んだとき、鈴木大拙(だいせつ)
先生の『禅と日本文化』などが非常に役立ちました」「懸命に読みあさるうち、明治に
おける日本精神のもう一人の体現者、西田幾多郎先生に出会いました」(講演より)
こうした深い日本理解の上で芭蕉ゆかりの東北の寺々を巡った。李氏は、挙式したば
かりの新婚夫妻に気軽に声をかけたり、高速道SAで行き会った生徒と歓談したりと、
数々の出会いがあったと編者の柚原正敬氏は語る。小田村四郎、中島嶺雄、曽野綾子、
塩川正十郎、桜井よしこ、阿川弘之、田久保忠衛各氏ら各界の29人もの寄稿が、訪日の
大成功を証明している。(まどか出版・1890円)