台湾の立法院、豪産ワインをまとめ買い 中国の報復課税に反発

台湾の立法院、豪産ワインをまとめ買い
中国の報復課税に反発

(台北中央社)中国に反ダンピング措置を適用されたオーストラリア産ワインを救おうと、台湾の立法院(国会)がオーストラリア産赤ワインを200本余り購入した。游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)が4日、SNS(交流サイト)で明らかにした。

中国政府は先月27日、オーストラリア産ワインに最大約212%の「反ダンピング保証金」を課すと発表した。香港問題などを巡って対立を深めるオーストラリアへの報復とみられる。日米など19カ国の議員らでつくる「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)はこれに反発し、オーストラリア産ワイン購入を世界に呼び掛けていた。

游氏は、フェイスブックやインスタグラムなどに「オーストラリアが国際社会で人権を擁護したことで中国の経済制裁を受けた」とつづり、「人権を守るオーストラリアを応援しよう」と訴えた。購入したワインは、来賓をもてなすために使われるという。

(林育瑄/編集:塚越西穂)


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