中国の影響と戦う台湾の今

中国の影響と戦う台湾の今

台湾の声 2014.6.21 08:10

民進党の党綱領を「凍結」させようとする中国に対し、6月7日に頼清徳・台南市長が、「台湾の前途は2300万人(の台湾人が)決める」、「民進党が先か、台独が先か?」と発言したことについて、中国の「国家台湾弁公室」のスポークスマン・范麗青(はん・れいせい)が、6月11日、コメントを出した:「中国の主権と領土の完全性についての問題は、台湾同胞を含む全中国人民が共同で決めなければならない。」

この発言について、ヒマワリ学生運動の陳為廷は「(中国に対して)お前には関係がない」、林飛帆は「自慰に過ぎない」と批判している。

台湾当局は11日、「“中華民国”憲法の枠組みの下で、台湾の2300万の人民が共に台湾の未来を決定する」と強調したが、「“中華民国”憲法の枠組みの下」という形で、人民の自決権に制限を加えている点に、不満の声が上がっている。

民進党は7月20日に全国党代表大会を行うが、19日に、一部の党代表が「台独綱領」の凍結を求める提案を行うための署名を提出したことが明らかになり、議論が起こった。この提案について、陳為廷は、「自ら武装解除して投降することだ」と批判している。

この提案の起草者は、元立法委員の陳昭南・郭正亮、大陸委員会の元副主任委員・童振源、美麗島電子報副理事長・吳子嘉らであり、党代表・許錦構、易錦隆が提案人となっている。

今日6月21日は、「サービス貿易協定」調印満1年。ヒマワリたちはさまざまな活動を計画しているようだ。


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