台湾の声ニュース 2014.4.11 1:10
台湾の報道によれば、立法院から撤退する学生たちを、2万5千名が出迎えた。また、行政院に入った学生のリーダーである魏揚くんらは、FAPAの招きで米国を訪れ、講演を行った。
ただし、立法院占拠に加わっていた学生・民間団体のうち、一部の反中華民国体制的色彩がより強い団体を含むグループが、立法院の外で集会を続けており、まもなく台湾時間の午前0時ごろに、これに対する、強制排除が行われる見込みである。24日未明の状況が再現される心配がある。
10日、東京の早稲田大学では、330東京青空教室の継続学習会が開かれた。討論の言語は主に中国語。2日前の告知にもかかわらず、台湾人、中国人、日本人を含む、20名を超す学生たちが集まって学習を深めた。
東京大学に留学中の台湾人留学生がプレゼンテーションをし、今回の反協定の活動について、国民党やメディアが「暴徒」とか「礼儀正しくない」という観点で攻撃していることを明らかにした。協定の内容で反論するのではなく、学生の態度を問題にしている点が注目に値する。さらに、国民党籍の立法委員・蔡正元が、本会議場で学生がビールを飲んで羽目を外しているとしてフェースブックに出した写真が、捏造であったことが発覚したことを紹介した。
本来、民主主義と礼儀には本質的な関係がないのに、権力側が、議論ではなく「礼儀」という規範によって、民衆に権力に従順であることを強制していると指摘した。誰が「礼儀」を要求しているか考える必要があるとまとめた。
ある中国人参加者は、紅衛兵のときは、儒教を否定するなどした、革命に礼儀は関係ないと語った。